こんにちは!ちくです!
サッカー歴30年以上の大ベテランです。
今日は継続について話をしていこうと思います。
- 毎日朝練をやると決めたのに全然続かなかった…
- なにひとつ長く続けられたものがない…
- 自分の性格は継続に向いていないから諦めるしかないか…
「絶対に続けよう」と決めたことができなくて自分を責めてしまう人はとても多いです。
挫折を繰り返してきてもう自分には無理だと思っているんじゃないでしょうか。
サッカーがうまくなるためにはどうすればいいか、多くのお子様は知っています。
そうです。
コツコツ練習を続ければいい
これですね。
「継続ができる人は100人に1人」などと言われます。
「わずか1%に自分が入れるわけない」と思うかもしれませんが、継続は才能や性格ではありません。
ちょっとしたコツを知っているかどうかです。
続けることはそんなに難しくないで!要はやり方を知っているかどうかだけや。
この記事を読めば継続のコツがわかり、誰でもできるようになります。
実はボクは継続が得意です。
- トレーニング歴20年以上
- 禁煙・禁酒は10年以上
- ブログは今月で1年9か月(2024年4月現在)
などなど。今もすべて継続中です。
とはいえ、続けられなかったものもたくさんあります。
なぜ続けられるものと続けられないものがあるのかずーっと考えていました。
そうすることで簡単に続けられるコツが見えてきました。
今日紹介する継続の8つのコツは
- 本当になりたいことを目的にする
- 簡単にできる仕組みをつくる
- いきなり無理しない
- やめることを決める
- できなくても自分を責めない
- 疲れる前に休む
- やりやすい方法を探す
- 定期的に目的を確認する
以上の8つです。
継続できると人生は間違いなく変わります。
自分を責めることもなくなり、実力は上がっていき、より楽しくなって夢中になれるでしょう。
ここで継続のコツをマスターしちゃいましょう。
本当になりたいことを目的にする
継続するためには本当になりたいことを目的にする必要があります。
これは非常に大事なことですが、意外とちゃんと目的を考えてない人が多いです。
たいして好きでもやりたくもないことを継続してできるほど人は強くありません。
なんとなく「明日からダイエットを始めよう!」では3日ほどで終わってしまうでしょう。
ボクが継続できなかったことはなんだろうと考えていましたが、よく思い出せないことがほとんどでした。
これはどういうことかというと
すぐには思い出せないくらいの目的だった
ということが言えます。
目的は
- どこまでも個人的で
- 自分の価値観に合った
- 本当に達成したい
ものじゃないと継続することはできません。
「なりたくてなりたくてしょうがないもの」や「やりたくてやりたくてしょうがないこと」なら勝手に続けてしまいます。
目的の設定の仕方を間違えているから継続できないだけです。
例えば
- プロのサッカー選手になる
という目標を設定したとします(昔ボクが立てたことのある目標ですが、叶うことはありませんでした)。
この当時のボクは本当にプロになりたいと思っていましたが、「どうしても、何を犠牲にしてもなりたい」ものではなかったです。
なんなら雰囲気とか、親が期待してるっぽいからとかその程度だったような気がします。
こういう目標設定だと継続はできないです。
なにかしら継続できているものにはどうしてもやりたい理由があります。
逆にボクがブログを続けている理由は
- サッカーを夢中になる親子を増やしたい
- 自分の好きな人にだけ時間を使いたい
- 自由な仕事がしたい
- 単純にブログが楽しい
- 余計なストレスなく仕事がしたい
などどうしても達成したい個人的な理由がたくさん具体的に出てきます。
ここでポイントは
5年後10年後の本当になりたい自分を、できるだけ具体化していくこと
です。
単純に今続けるのが楽しいというのも立派な理由ですので、ご自身の続けられてることを考えてみましょう。
人に言われんでもなにかしら続けてることはないか?そこに継続のヒントが隠れているもんやで。
目標設定について詳しく書いている記事がありますので読んでみて下さい。
≪目的地を具体化すれば目標は達成できる!超・効果的な目標設定法
簡単にできる仕組みをつくる
継続が得意な人は意志が強いと思われがちですが、そうとも限りません。
継続できている人はなるべく意志の力を使わないような、仕組づくりをしています。
最終的には意志の力も必要ですが、努力や根性の前に簡単にできる仕組みづくりをしてきましょう。
仕組化のポイントは
- 環境を整える
- 時間と場所を決める
- 少しでも進んでいる感覚をつくる
です。
順番にみていきましょう。
環境を整える
人間は環境の生き物なので、上手に環境を整えることで継続しやすくなります。
例えば
- 玄関にサッカーボールを置いておく
- 枕元にトレーニングウェアーを置いておく
- 朝練を一緒にしてくれる仲間を探す
このように周りの環境を行動しやすいように意識的に変えていきます。
ここでポイントは
考える前に行動する
ことです。
「朝起きたら考える前に服をトレーニングウェアーに着替えて、サッカーボールを持って外にでる」これだけです。
ボクなんか寝た姿のまま走りに行きますからね(笑)。そのまま靴下はいて外に出るだけ(^^;
人間は
やる気が出るから行動するのではなく、行動するとやる気が出ます。
まずは動き出せる仕組みをつくっていきましょう。
時間と場所を決める
続けるのにパワーのある方法は習慣をつくることです。
この時間になったらこれをやると決めたことが習慣になると、今度はやらないと気持ち悪くなってきます。
先ほどの例で言うと
毎朝6時半に起きて、ボールを持って外の公園でボールを蹴る
こんな感じですね。
始める時間と始める場所を自分の脳に覚え込ませていきましょう。
時間と場所を決めるのも考えずに行動できる工夫のひとつやで。
少しでも進んでいる感覚をつくる
このブログでは何度も言っていますが、人間のモチベーションは
少しでも前に進んでいるという感覚が得られたときにずば抜けて上がる
ということです。
この本能を利用した仕組みづくりをしましょう。
例えば
- 朝練をした日はカレンダーにシールを貼っていく
- リフティングの回数をサッカーノートに記録していく
- 「数を増やす」や「秒を縮める」など結果がすぐわかる練習メニューをつくる
カレンダーに連続記録をつけていくだけでモチベーションが上がっていきます。
これは世間でポイントカードがあれだけ流行っていることを考えるとわかるでしょう。
みんな少しずつ増えていくのが大好きなのです。
もし連続記録が途切れたときは、今回の連続記録を越えるという目標を設定しましょう。
いきなり無理しない
継続を失敗しやすい人がやりがちなのは、いきなり大きな目標を立てることです。
ここでポイントは
モチベーションは始めるときが一番高い
ということを知っておくことです。
例えば中村俊輔選手が「高校の時、毎朝5時から朝練をやっていた」という情報を得たとします。
継続できない人は情報を得たときのモチベーションが一番高いので、
「明日から4時に起きて、学校行って練習じゃい!」
という目標を立てます。
いきなり4時に起きることが簡単に続くわけがないので、3日ほどやってみて「自分には向いてないわ」とやめてしまいます。
最初は今の自分が簡単にできるというレベルまで落としてやりましょう。
先ほどの例で言うと
- 「30分だけ早く起きてみよう」
- 「ボールを持って家を出るまではやろう」
- 「家を出てストレッチだけやろう」
など自分が苦も無く続けられるレベルまで落として下さい。
小さな成功体験ができると自信が生まれます。
自信がでてきたら次の新しいことにもチャレンジしていきましょう。
少しずつレベルを上げていけばさらにできることも増えて楽しくなっていきますよ。
とにかく最初は自分が続けられる範囲を探すこと、そして徐々にレベルを上げていくことです。
ちょっと出来るようになったからといっていきなりレベルマックスにするのもあかんで。自分の続く範囲で少しずつでええんや。
やめることを決める
これも意外と陥りがちな罠ですね。
新しいことをやり始めると1日が25時間になると思っている人がいます(笑)。
「そんなやつおるか」という声が聞こえてきそうですが、
新しいことを1時間始めようと思ったら、今までやっていたことを1時間やめないといけません。
当たり前の話なんですがこれを認識していないか、わかってても気にしていない人が多いです。
例えば
- 朝練を1時間やる→ゲームの時間を1時間けずって早く寝る
- 部活後1時間自主練する→習い事を1つやめる
- 副業を1時間やる→今までしていた残業を1時間やめる
こういうことです。
ここでポイントは
やめることをあらかじめ決めておく
やめることを決めないでなんとなくスタートしてしまうと、「あれ?なんか時間が全然足りない」っていうことになるんですね。
時間が足りないから1番削りやすい睡眠時間を削ろうとなっていきます。
睡眠時間を削るのは手っ取り早いけどほんまにオススメできんで。効率もあがらんしな。
無理をしてしまうと継続できる確率は激減します。
具体的にやめることを決めて自分の時間を確保してから始めるようにしましょう。
できなくても自分を責めない
継続していくとどうしてもできない日が出てくると思います。
多くの人はできないことがあると自己批判してしまいます。
- 「なんて俺は出来ないやつなんだ」
- 「こんな簡単なことが続かないなんて最低だ」
- 「俺は意志が弱い人間だ」
こんな風に自分を責めていませんか。
自分のことを批判しても継続するモチベーションにはなりません。
自分を責めることでかえってモチベーションが低下して、やめてしまうケースが多いんですね。
ではどうすれば良いか
悩んでいる友人に声がけするように自分にも声をかける
これですね。
継続できなくて悩んでる友達がいたとして「お前はできないからダメなんだ」とは言わないですよね。
- 「昨日までできてたんだから立派なもんだよ。また頑張ってみよう」
- 「人間なんだからできないことは誰にでもあるよ。」
- 「1日できなかったくらいで落ち込むことなんてないよ」
こんな風に声をかけるんじゃないかと思います。
自分にも同じように優しい声がけをしましょう。
セルフコンパッションといいますが、自分を責めずに認めてあげることで困難に対応できる力がつくことがわかっています。
もし次できないことがあったら、自分を責めず友人に優しく声がけするように接してみて下さい。
ついつい自分を責てしまうけど、自分を責めてもいいことは何もないんや。
疲れる前に休む
これもとても大事ですね。
「あーもう無理だ。もう続けられない。」というところまで頑張ってしまう人がいます。
限界が近づいていることに気づきつつも休むことをしないで、ある日突然ぽっきりと心が折れてしまうんですね。
そうなるとまた立ち上がるのが困難になります。
バテてしまってはダメ
なんですね。
しんどくなる前にしっかり休んで、明日からまた続ければいいだけです。
人間は行動するのと同じくらい休むことも重要です。
やりやすい方法を探す
人には様々な特性があるので、誰かがうまくいっているからという理由で自分も同じようにできるとは限りません。
自分に合っているやり方なのかは、やってみないとわからないことの方が多いです。
例えば
- 朝型→朝に強いタイプ
- 夜型→夜に強いタイプ
というのがあります。
朝型の人には朝練は苦も無くできることですが、夜型の人にとっては朝起きるのだけで一苦労ですよね。
この時点で夜型の人が朝練を継続できなくなるであろうことは目に見えています。
わざわざ不利な方法で勝負する必要はありません。
ポイントは
いろいろ試してみて自分に合ったやりやすいやり方を探す
最適な方法はひとつではないので、いろいろやってみてしっくりくる方法でやればいいです。
時には「朝練を考えてたけど、朝練はムリだから方向転換しよう!夜練だ!」でもいいわけです。
自分に合った最適な方法を探すのが継続の近道とも言えます。
自分のやり方はこれがベストと思い込むんじゃなくて常にアップデートしていくのがオススメやで。
定期的に目的を確認する
人間は基本的に忘れていく生き物です。
目的を具体的に考えたとしても時間の経過とともに
- 気持ちも変わる
- 環境も変わる
- 状況も変わる
結果、目的がぼんやりしてきます。
自分の目的は毎日見れるように、紙やノートに書き出しておくのがいいです。
人によっては見えるところに貼ったり、携帯の待ち受けにしています。
毎日見ることで継続力が増します。
そして、月に1度ぐらいは目的を決めた時の気持ちを思い出せるように
今もこの目的に向かって進んでいいのか?
を確認するようにしましょう。
この時に、最初のワクワク感がなかったり、違和感を覚えたら目的を変えるタイミングかもしれません。
目的は自分の状況によって変えてもいいものです。
ワクワクしないのに無理やり続けようと思っても継続はできません。
最初に決めた目的が変わることは当然あるで。その時は新しい目的を設定しような。ほったらかしは一番あかんで。
まとめ:1つでも取り入れて継続してみよう
今日は継続のコツを8つ紹介してきました。
- 本当になりたいことを目的にする
- 簡単にできる仕組みをつくる
- いきなり無理しない
- やめることを決める
- できなくても自分を責めない
- 疲れる前に休む
- やりやすい方法を探す
- 定期的に目的を確認する
自分ができていないと思うところからでいいので、1つでも試してみて下さい。
何から試していいかわからないという人は「本当になりたいことを目的にする」を試すのがいいです。
目的を具体化してはっきりさせるだけで、継続する力はかなり強くなります。
自分が本当に達成したいものを具体化してみましょう。
このブログではよく紹介するイチローさんの名言です。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道
これですね。
継続することができるようになれば、人生は間違いなく好転します。
サッカーだってめちゃくちゃうまくなります。
コツをマスターして継続を楽しんでいきましょう。
以上、長くなりましたので今日はこの辺で終わります。
少しでも皆様のサッカーライフが充実して、サッカーを好きになってくれたら嬉しいです。
サッカーさいこー
ブログさいこー
おしまい。