こんにちは!ちくです!
サッカー歴30年以上の大ベテランです!
- サッカーを始めたんだけどなかなかうまくならない…
- 子どもがサッカー選手になりたいって言ってんるんだけど…
- ネットで調べても情報が多すぎて結局なにしていいかわからない…
小学校から本格的にサッカーを始めたちくですが、「あのときもっと知識があればプロになれていたかも」と思うことがあります。
今日はボクが「今の知識と情報でゼロからサッカーを始めるならなにをやっていくか」を詳しく解説していきます。
今の時代、プロになるのに必要な情報はすでに出そろっています。
ですが、情報があふれ過ぎて結局なにをしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
この記事を読むと「年代別にやるべきこと」がわかります。
ボクは正しく情報を選択して努力していけば、誰でもプロになれると思ってるで!
思考をシンプルにして、自分に足りないところを補っていきましょう。
幼少期(3~5歳):自然の中でたくさん遊ぶ
3~5歳でやっておきたいことは
- 自然の中で遊ぶ
- サッカー以外のスポーツをやる
- サッカーのアニメを観る
- ボールをけり始める
順番に見ていきましょう。
自然のなかで遊ぶ
3~5歳は運動神経の基盤をつくる大事な時期なので、公園や自然のなかでたくさん遊びましょう。
具体的になにをすればいいのかと言うと
- かけっこ
- 鬼ごっこ
- 遊具で遊ぶ
- ボールを使って遊ぶ
- 砂場で遊ぶ
- 木登り
- 虫捕り
などですね。
なんでもいいのでとにかく走り回って遊ぶことが肝心です。
外で遊ぶことでいろいろな体の動きを経験できます。
体を動かすことで脳も発達していきます。
サッカーは体のあらゆる部分を使うスポーツです。
小さい頃からいろんな体の使い方を覚えておくと必ずプラスになります。
運動は脳を鍛えるから、小さい頃にたくさん運動させるのがいいで!
サッカー以外のスポーツをやる
意外に思えるかもしれませんが、一流のサッカー選手を調べていると、子どものときにサッカー以外のスポーツもやっていた選手が多いことがわかります。
サッカー以外のスポーツをやることで、基礎体力や身体能力が向上します。
例えば
- 中村俊輔選手⇒体操
- 三苫薫選手⇒水泳
- ジダン選手⇒柔道
などですね。
バランス感覚や体幹を鍛え、体の可動域を広げる運動はサッカーにも役立ちます。
ジダンのふところの深いドリブルは柔道の間合いからきているんじゃないかと思います。
ですので、上記のようなサッカー以外のスポーツを試すのもいいでしょう。
ちなみにボクが子どもに戻れるなら体操教室に入ります。
サッカー以外のスポーツをやるもうひとつのメリットは選択肢が増えることや。
サッカーのアニメを観る
イニエスタ選手も小さい頃にサッカーのアニメ『スペイン版キャプテン翼』を観て、真似をして遊んでいたそうです。
サッカーのアニメをたくさん見て、真似をしてボールを蹴ることで勝手にうまくなっていきます。
子どもの憧れより強いものはありません。アニメをなめない方がいいです(笑)。
今だったら、『ブルーロック』や『アオアシ』を観てサッカーの真似をするのがいいですね。
『ブルーロック』は後述する「自分の武器をつくる」考え方にも非常にいいと思います。
もちろん『キャプテン翼』も絶対に観ます。
ボクの永遠の憧れは『キャプテン翼』の岬太郎くんです(笑)。
アニメを見せるのが嫌なパパさんママさんもおるかもしれんけど、最初はアニメの主人公に憧れて夢中になるもんやで。
ボールをけり始める
三苫選手でも俊輔選手でも堂安選手でもお兄さんの影響で小さい頃からサッカーボールをけっています。
ボールコントロールは小さいうちがいちばん身に付くので、3~5歳ぐらいからけり始めたいところです。
といっても子どもの運動神経が発達する『ゴールデンエイジ』は12歳くらいまでなので、5歳を過ぎたからといって遅いことはありません。
最初は本格的な練習を始めるというより、自分が楽しいと思う範囲でボールで遊ぶのがいいでしょう。
家の中にもサッカーボールを転がしておくと、すぐにボールにさわれるのでおすすめです。
常に足でボールにさわる習慣をつくって、ボールタッチの感覚をやしなっていきましょう。
アニメを観て、すぐにボールにさわるという好循環でうまくなっていきます。
三苫選手は小さい頃にお父さんが家のなかにサッカーゴールを作ってくれたんだって。
子どもの運動神経、『ゴールデンエイジ』について詳しくはこちらの記事をご覧ください▼
幼児期の環境の整え方に関して詳しくは以下の記事をご覧ください▼
小学生低学年:スーパースターの映像をみて真似する
小学生の低学年でやっていくことは
- 地元のクラブに入る
- YouTubeで世界のスーパースターの動画を観まくる
- スーパースターのリフティングやトラップを真似する
これですね。
地元のクラブに入る
本格的なサッカーへの入り口として、家の近くでやっているクラブに入ります。
ここでポイントは
- 楽しく自由にやらせてくれる
- 監督、コーチが優しい
- 勝ちにこだわらない
こういった環境のクラブを探して入ります。
理由は、最初からスパルタのところでやるより、サッカーが本気で好きになるまでは楽しい雰囲気でできる方がいいからです。
あとは地元で入るほうが近くにいる友達も増えて、練習以外の日に公園などでサッカーができる可能性が高くなります。
サッカーをやる最初の目的は
とことん楽しんでやること
です。
YouTubeで世界のスーパースターの動画を観まくる
どんな名選手でも最初は誰かの真似をすることから入ります。
いいイメージをたくさん持つには、世界で活躍しているスーパースターのプレーを観るのがいちばんです。
今はYouTubeで世界のスーパープレーを無料で観ることができますね。
いい時代です(笑)。
どんな映像を観るかと言うと
- スーパースターのスーパープレー集
- スーパースターのリフティング動画
- スーパースターの練習風景
などです。
この時点では、興味の向くままいろんな選手の動画を観ていきましょう。
三苫選手も小さい頃からたくさんのサッカー選手の映像をみて、「サッカー脳」を作っていきました。
今は自分がスーパースターになった人たちにも憧れの選手がいて追いかけていた時代があります。
お気に入りの動画を見つけて繰り返し繰り返し、イメージが焼き付くまでみましょう。
この選手を観たら間違いない選手を挙げておきます
- マラドーナ
- メッシ
- ジダン
- クリスチャーノ・ロナウド
- ロナウジーニョ
などなどです。
もっともっといっぱい観て欲しい選手はいますが、多くなりすぎてしまうので今回はこの辺にしときます。
ゴールシーンだけじゃなくトラップやドリブルでの抜き方なんかも見ていくといいで。
スーパースターのリフティングやトラップを真似する
YouTubeで情報を仕入れたら今度は自分で試してみましょう。
例えばマラドーナのリフティング動画を観たらイメージをもって自分でやってみます。
最初はまったく同じようにできないですが、それでかまいません。
なんども繰り返すうちにちょっとずつできるようになってきます。
ここでポイントは
理想像を常に頭において練習する
ことですね。
自分がどうなりたいのかという目的を持ってやるのと、何も考えないでただリフティングをやるのでは結果が大きく違ってきます。
「映像を観て試してみる。また映像を観てどこができてないかチェックする。」これを繰り返すと小学生低学年でもびっくりするぐらいうまくなります。
同じようにできるまで練習しましょう。
小学生低学年では「見て真似する」「見て真似する」これを繰り返すのが大事です。
ボクは小野伸二選手のトラップ動画も参考にするといいと思うで!
リフティングどうやっていいかわからない人はこちらの記事を参考にしてください▼
小学生高学年:サッカーの基礎を徹底的にやる
高学年になるとサッカーの楽しさもわかってきて、自分でどういう道に進みたいのか決められるようになります。
この時点でプロになりたいと思っているなら、ボクがやることは
- Jリーグの下部組織に入部する
- ボールコントロールの基礎練習を徹底的にやる
- 世界のサッカーをたくさん観る
- サッカーノートを書き始める
- 自分の武器をつくる
急にやることが増えましたね(笑)。
順番に見ていきましょう。
Jリーグの下部組織に入部する
プロに行きたいという思いがあるなら、小学生か中学生の段階でJリーグの下部組織か近くでいちばん強いチームに所属する必要があると思っています。
これは必ずというわけではありませんが、できれば早いうちに挑戦したいです。
理由は主に2つあります。
- まわりにうまい子がいると自分もうまくなる
- 各年代の日本代表やトレセンに選ばれる確率が高まる
です。
まわりにうまい子がいると自分もうまくなる
このブログでよく言っていますが、人は環境にものすごく影響を受けます。
まわりの人間が自分よりうまいとそれに引っ張られるように自分もうまくなるのです。
Jリーグの下部組織にはその地域でうまい子が集まります。
ボクならその環境で一番になることを目指します。
「もし、挫折してイヤになったらどうするんだ」と言われるかもしれませんが、ここで負けてしまうようならどっちにしろプロになるのは難しいです。
それにこの時点でもし負けたとしても、自分があきらめない限りまだまだチャンスはあります。
挫折を経験してからが本当の勝負です。
最初は差があると思ってもそのうち慣れてくるで。すぐに追いつける!自分のことをどこまで信じられるかや。
年代のトレセンに選ばれる確率が高まる
強いチームに所属すると、全国大会などの大きな大会に出場する機会が増えます。
あたりまえですが、予選で負ける弱小チームの中で一番うまい選手より、全国区の強豪チームの中で一番うまい選手の方が注目されます。
スカウトは大きな大会や強いクラブから見に来るからです。
人に見られるということは、各年代の日本代表やトレセンに選ばれる確率が高まります。
各年代の代表に選ばれだしたら、プロになれる可能性がぐっと近づきますよね。
プロになりたいなら、強豪校に行くほうがいいでしょう。
一度全国に名が知れると、その後も注目してもらえるから楽になるで。弱いチームにいると見られる確率がどうしても下がる。
ボールコントロールの基礎練習を徹底的にやる
ボクが後悔してることのひとつに「もっとボールコントロールを磨けばよかった」というのがあります。
自分が「どういう選手を目指すか」や「どういう武器を選ぶか」にもよりますが、
ボールコントロールがうますぎて困ることはない
これですね。
ボクがここでやることは
- リフティングを世界のトップレベルまでやり込む
- サッカーの基本動作「止める」「蹴る」「運ぶ」をマスターする
- YouTubeでトレーニング動画を観る
です。
テクニックをマスターするのは小学生のうちがいい。だいたい12歳までがゴールデンエイジという運動神経が爆上がりする時期やからや。
リフティングを世界のトップレベルまでやり込む
当時のボクはもちろんリフティングもたくさんやりました。
小学生のころから100回ぐらいは簡単にできましたし、高校のときに何回できるか数えた時は1,000回は越えました。(途中で疲れて数えられなくなった(^^;)
それでも、マラドーナやネイマール、メッシのようにいろんな技をやったり、自分の相棒のようにボールを扱うことはできません。
もちろんリフティングだけできればサッカーがうまくなるとは言いませんが、世界のトップレベルがリフティングがうまいのも事実なんですね。
ここでポイントは
ボールの性質を足で覚える
ということです。
ボールの「どこを触ればピタっと止まるか」「どこを蹴るとかるく飛んでいくか」世界のトップレベルの選手はすべてを足で覚えています。
リフティングでボールの感覚を足に覚え込ませましょう。
YouTubeを見ながら、この域を目指します。
サッカーの基本動作「止める」「蹴る」「運ぶ」をマスターする
風間八尋さんという元プロサッカー選手で川崎フロンターレを日本一にした監督がいます。
風間さんの本を読んで、自分はサッカーの基本である「止める」「蹴る」「運ぶ」にとことんこだわっていなかったことに気づきました。
ボクはサッカーをそこまで細かく教えてもらったことがなかったのです。言い訳です(^^;
ここでのポイントは
サッカーは技術ありきのスポーツ
これですね。
ボールコントロールがきっちりできてこそ、自分の武器をつくったり他のことに広がっていきます。
まずは基礎を徹底的に磨きましょう。
「テクニックではちくに勝てへん」チームメートにこう言われたいですね(笑)。
風間八尋さんの本を紹介しておきます。
YouTubeでトレーニング動画を観る
今までは世界のスーパープレーを観てきましたが、ここではトレーニング動画を観て練習します。
ボールタッチの基礎やドリブルの抜き方などを発信してくれてる人がたくさんいますよね。
動画を参考にしながらテクニックを磨いていきましょう。
ここでポイントは
YouTubeの動画を辞書的に使う
です。
なにか練習をしていると、自分がつまづくところが必ず出てきます。
つまづいたところをYouTubeで検索しましょう。
ほとんどのことが動画で丁寧に解説してくれています。
つまづいたポイントが理解できたらまた練習です。
今ボクが好きでよく観るチャンネルを紹介しておきますね。
あまりYouTubeに詳しくないのでまたいいチャンネルが出てきたら追加していきます。
世界のサッカーをたくさん観る
小学生高学年では、世界のトップリーグの試合全体を観ていきます。
サッカーの試合を観る目的は
- 世界にどんなサッカーがあるか知る
- 憧れのチーム、選手を見つける
- サッカーIQを高める
などがあります。
世界にどんなサッカーがあるか知る
三苫選手は『VISION』という本のなかで、「自分の武器をつくるメソッド」のひとつとして世界のサッカーをいっぱい観ることをすすめています。
三苫選手は世界のサッカーをたくさん知った上で
- 「自分に適したポジションはどこなのか」
- 「どういうプレーをしたら、自分の強みが一番発揮できるのか」
を考えるべきだと言っています。
自分の目指すところに「どんな選手がいて」、「どんなことを得意としているのか」を知っておくと自分の武器を選びやすいです。
要は、世界の名プレーヤーの持つ武器を認識しようということやな。知らんかったら選びようにないからな。
憧れのチーム、選手を見つける
さらにここで、自分の憧れの選手やチームを見つけることも忘れないようにしましょう。
憧れの選手をずっと追いかけることで自分のサッカーは進化していきます。
世界のトッププレーヤーに近づくことを目指しましょう。
サッカーIQを高める
サッカーをよく知っている状態をサッカーIQが高いと言います。
スーパープレー集では主にゴールシーンしか観ることができません。
サッカーではゴールシーン以外のほうが大事なことが多いです。
ゴール以外の細かい部分を観ているとサッカーのことがよくわかるようになります。
「世界のトッププレーヤーはなぜ今の場面であのプレーを選択したんだろう」「自分ならどうするだろうか」と自問自答しながら観るとサッカーIQはどんどん高まっていきます。
サッカーをよく知っている選手のほうがうまくなりやすいで。
サッカーノートを書き始める
サッカーノートはいろいろな使い方が考えられます。
ボクは主に目標設定に使います。
ステップとして
- 目的を考える(5年後、高校サッカーで優勝するなど)
- 目的から逆算して今の課題を考える
- 試合、練習で自分の課題を振り返る
- 1か月ごとに目的を見直す
上記を繰り返していきます。
サッカーがうまい子の特徴として
自分の課題が明確にわかっている
というのがあげられます。
サッカーノートは自分の目的と課題を明確にすることに使っていくのがボクのなかでしっくりくる使い方です。
いろいろ試してみて自分に合った使い方を探すのがいいでしょう。
本気で目的を達成したい人はこちらの記事をご覧ください▼
≪目的地を具体化すれば目標は達成できる!超・効果的な目標設定法
自分の武器をつくる
小学生のうちに『自分の武器』をどんなものにするかを考えていきましょう。
三苫選手は武器はなんでもかまわないと言います。
例えば
- 球際の強さ
- 誰にも負けないフィジカル
- パスの精度
- フリーキック
- 豊富な運動量
などですね。
ボクはドリブルよりもパスが好きで得意なので、
- ダイレクトパスを出せるように視野を広くする練習
- キックの精度を磨くためにショート、ロングのキックの練習
- キックの種類を増やすためにいろんなキックの練習
など、パスの練習を集中してやっていきます。
三苫選手はドリブルの練習を徹底的にやっていました。
いろんな選手と何万回、何十万回と1対1を繰り返してきたそうです。
三苫選手は言います
ドリブルうまくなるにはドリブルを実践でやるしかない
と。
また堂安選手は自分のシュートを武器としています。
「ペナルティエリアの角から放つシュートは世界の誰よりも練習してる」
と言っていました。
何万回と練習することで武器は育っていきます。
自分の得意なところを認識して、長い年月をかけて育てていくわけや!
世界で活躍した、または世界で活躍している日本人選手の武器をボクの独断と偏見でまとめてみます(笑)。
- 中村俊輔⇒フリーキック
- 小野伸二⇒ダイレクトパス
- 三苫薫⇒ドリブル
- 堂安律⇒シュート
- 遠藤航⇒デュエル(1対1のディフェンス)
などなどです。
みんなそれぞれ他のプレーのレベルも高いですが、突き抜けた特徴があることがわかります。
自分の武器を見つけて磨く方法を詳しく解説した記事はこちらです▼
中学生:武器を磨きながらフィジカルを鍛える
中学生になったら小学生の高学年でやっていたことをベースに、より磨きをかけていくようにします。
- Jリーグの下部組織で一番になる
- 憧れの選手と自分の実力の差を埋める練習をする
- サッカーノートを継続して書く
- 武器をさらに磨いていく
- フィジカルを鍛える
これらをやっていきます。
Jリーグの下部組織で一番になる
小学生の高学年とやることは同じです。
- 高いレベルでやってうまくなるため
- 各年代の日本代表に選ばれるため
全力でエースになれるように努力します。
他人と比較するわけじゃないけどやっぱりやるからには一番を目指したいな!
憧れの選手と自分の実力の差を埋める練習をする
世界のいろんな国のサッカーを観るなかで、好きな選手や理想のチームを見つけて追いかけていきます。
自分の憧れの選手と自分にはどこにどれだけの違いがあるかを分析して、その差を埋める練習をしましょう。
憧れの選手に追いつけるように自分を磨いていきます。
サッカーノートを継続して書く
サッカーノートは継続して書きましょう。
この頃には自分の書きやすい形が見えていると思います。
自分の憧れの選手と自分にはどこに違いがあるのかなどを書くのもいいでしょう。
言語化することでより明確に差がわかってきます。
ボクとしてはやっぱり目的を見直して、逆算することに使うやろうな。
中村俊輔選手流のサッカーノートの書き方について知りたい方は以下の記事をご覧ください▼
武器をさらに磨いていく
小学生の高学年で選んだ武器をさらに磨いていきます。
ですが、自分の選んだ武器がしっくりこない場合はここでもう一度見直しましょう。
ここで大事なのは
自分の好き得意をじっくりと見つめ直す
ことです。
もしわからないときは、監督やコーチ、チームメイトに自分の特徴を聞いてみるといいでしょう。
自分が気が付かなかった得意なことが見つかるかもしれません。
自分の得意なことは自分で気づけんことも多いから、人に聞いてみるのはいい手やで。恥ずかしがらんと聞いてみよう!
フィジカルを鍛える
ここで小学生にはなかった新しい項目がでてきました。
中学生は成長期にあたり、無理な筋トレはケガを引き起こしたり成長の妨げになることもありますが、適切な運動は逆に成長を促すことにつながります。
ボクが中学生年代で鍛えたいフィジカルは
- 体幹
- アジリティ
です。
アジリティとは敏捷性のことですね。いわゆる”すばしっこさ”のようなイメージです。
体幹とアジリティは運動の基礎となります。
中学生でしっかりと土台をつくっておくことで、高校生になったときにさらに筋力をつけることができます。
Jリーグの下部組織に所属するメリットとして、トレーナーや施設が充実していることも挙げられます。
トレーナーに相談してメニューは組んでいきましょう。
関節を痛めるような無理なトレーニングは絶対にしたらあかんで。
高校生:プロに入るまでの最後のレベル上げ
高校生はほぼ中学生とやることは同じです。
- Jリーグの下部組織で一番になる
- 憧れの選手と自分の実力の差を埋める練習をする
- サッカーノートを継続して書く
- 武器をさらに磨いていく
- フィジカルを鍛える
これらを継続してやりつつ特に力を入れたいのが
- フィジカルの強化
- 自分の武器の強化
これらを徹底的にやります。
フィジカルの強化
フィジカルのトレーニングと言っても、やみくもに筋トレばっかりやってもスピードが遅くなるだけで逆効果です。
自分なりにどこが足りないのかを分析して、自分に合ったトレーニングを組んでいきましょう。
高校卒業してすぐにプロに挑戦するなら、当たり負けしない体とスピードが必要になります。
ここでもポイントは
自分が具体的にどういう選手になりたいのかをよく考える
これが大事です。
例えば
- 中盤で体を使ってボールをキープできる選手
- トップスピードのドリブルでサイドを駆け上がる選手
この二人のタイプでは鍛えるところが違いますよね。
ですので、自分の特性に合った鍛え方をトレーナーの人に相談したり自分でトレーニングを調べてやっていきましょう。
課題が明確なら自分が鍛えるべきところもわかるはずや。
自分の武器の強化
小学生の高学年で選んだ『自分の武器』を誰にも負けないものとしてさらに強化していきます。
自分の武器をより高いレベルで通用させるにはどうすればいいのかを常に考えてプレーしましょう。
『自分の武器』は長い時間をかけながら継続して磨いていく必要があります。
プロになったからと言って終わりではなくむしろそこからが勝負です。
簡単ではありませんが、コツコツ続ける先に見える素晴らしい景色が絶対にあります。
なんども言うが、どれだけ自分のことを信じてコツコツ続けられるかが勝負の分かれ道や。最後は根性も必要や!
逆境を乗り越える『気持ち』について詳しく解説してます。どうぞご覧ください▼
継続が難しい人はこちらの記事を参考にしてください▼
まとめ:ひとつひとつ徹底的にやるのがプロへの道
今日はちくがもう一度子どもに戻ったとして、「ゼロからサッカーを始めるなら何をするか」について解説してきました。
- 幼少期
- 小学生低学年
- 小学生高学年
- 中学生
- 高校生
年代ごとにわけて、やることを解説しています。
いわゆる『プロへのロードマップ』です。
ボクのサッカー人生で一番後悔していることは
もっと徹底的に細部にこだわって練習すればよかった
これなんですね。
特にリフティングやボールコントロールは大人になってからではうまくなりにくいです。
子どものうちにいろんなうまい人たちの動画を観て、同じレベルを目指しましょう。
ひとつひとつ丁寧に、徹底的にこだわってやるとプロへの道が開けてきます。
いつものようにイチローさんの言葉を紹介します。
小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道
これですね。
何もせずにいきなりうまくなることはありません。
コツコツ継続して上手くなっていきましょう。
最後に大きなポイントです。
どんなことも楽しんでやる
楽しい練習ばかりではないですが、どんなことでも楽しんでやることが大切です。
サッカーは「自由で楽しいもの」ということを忘れないで下さい。
以上、長くなりましたので今日はこの辺で終わります。
少しでも皆様のサッカーライフが充実して、サッカーを好きになってくれたら嬉しいです。
サッカーさいこー
ブログさいこー
おしまい。