こんにちは!ちくです!
2022年サッカーワールドカップ、カタール大会の出場国を紹介していきます。
今回の記事では『セルビア代表』について勉強していきたいと思います。
日本で大活躍した名プレーヤー”ピクシー”ことストイコビッチ監督が率いているチームです。
このチームは今大会のダークホースになりえるポテンシャルを秘めていると思います。
個人的には大好きだった選手”ピクシー”が監督をやっているので、紹介したいと思います。
名古屋グランパスエイトでJリーグを盛り上げてくれたのは記憶に新しいところです。(全然新しくない。古い。)
いやーストイコビッチのプレーはすごかった・・・。ストイコビッチのパスは・・・なに・・・ストイコビッチの話はもういいですって…。
わかりました。先へ進めていきましょう。
実際、セルビアって強いの?
今大会のダークホース候補やな。結果を出せるタレントは揃ってるで。
セルビアをサクっと勉強して、同僚にセルビアのこと教えてあげましょう。
僕世代(40代)の人には「ピクシーが監督やで!」って教えてあげましょう。喜ぶこと間違いなしです。
今回の記事でわかること▼
- セルビアのFIFAランキング
- セルビアの試合日程
- セルビアのメンバー・監督
- セルビアの特徴
- セルビアの3人のキープレーヤー
この記事でセルビア代表について大体わかります。
※5分でセルビアのことを知りたい人は『セルビアの特徴』から読んでもらうといいです。
では順番に見ていきましょう!
セルビアのFIFAランキング
■基本情報
ワールドカップ出場:2大会連続3回目
最高成績:グループステージ
グループG FIFAランキング・オッズ
国名 | FIFAランキング | 優勝オッズ | グループリーグ 勝ち抜けオッズ |
---|---|---|---|
ブラジル | 1位(出場32か国中1位) | 5.00倍 | 1.10倍 |
セルビア | 21位(出場32か国中19位) | 101倍 | 2.20倍 |
スイス | 15位(出場32か国中14位) | 81.00倍 | 2.00倍 |
カメルーン | 43位(出場32か国中28位) | 251倍 | 3.50倍 |
データだけを見ると1位のブラジル以外の国が混戦になりそうだと予想できますね。
セルビアがスイスを直接下せるかどうかが勝負の分かれ目ですね。
セルビア決勝に進めるのかな?
実力はあるけどスイスも強いからな。盛り上がることは間違いないで。
セルビアの試合日程
日付 | 対戦カード | 現地時間キックオフ (日本時間) |
---|---|---|
11月24日(木) | ブラジル×セルビア | 22:00(28:00) |
11月28日(月) | カメルーン×セルビア | 13:00(19:00) |
12月2日(金) | セルビア×スイス | 22:00(28:00) |
カメルーン対セルビアの試合は日本時間の19時キックオフです。
観やすい時間帯ですね。みんなでピクシーを応援しましょう。
ワールドカップメンバー・監督
こちらがセルビア代表のワールドカップメンバーです。
セルビア代表ワールドカップメンバー
ポジション | 背番号・名前 | 所属クラブ |
---|---|---|
GK | 12 プレドラグ・ライコビッチ | マジョルカ/スペイン |
GK | 23 バニャ・ミリンコビッチ・サビッチ | トリノ |
GK | 1 マルコ・ドミトロビッチ | セビージャ/スペイン |
DF | 4 ニコラ・ミレンコビッチ | フィオレンティーナ/イタリア |
DF | 2 ストラヒニャ・パブロビッチ | ザルツブルク/オーストリア |
DF | 5 ミロシュ・ベリコビッチ | ブレーメン/ドイツ |
DF | 13 ステファン・ミトロビッチ | ヘタフェ/スペイン |
DF | 25 フィリップ・ムラデノビッチ | レギワ・ワルシャワ/ポーランド |
DF | 15 スルジャン・バビッチ | アルメリア/スペイン |
DF | 3 ストラヒニャ・エラコビッチ | レッドスター |
MF | 16 サシャ・ルキッチ | トリノ/イタリア |
MF | 19 ウロシュラチッチ | ブラガ/ポルトガル |
MF | 6 ネマニャ・マクシモビッチ | ヘタフェ/スペイン |
MF | 8 ネマニャ・グデリ | セビージャ/スペイン |
MF | 17 フィリップ・コスティッチ | ユベントス/イタリア |
MF | 20 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ | ラツィオ/イタリア |
MF | 14 アンドリヤ・ジブコビッチ | PAOK/ギリシャ |
MF | 26 マルコ・グルイッチ | FCポルト/ポルトガル |
MF | 24 イバン・イリッチ | ベローナ/イタリア |
MF | 22 ダルコ・ラゾビッチ | ベローナ/イタリア |
FW | 9 アレクサンダル・ミトロビッチ | フルハム/イングランド |
FW | 18 ドゥシャン・ブラホビッチ | ユベントス/イタリア |
FW | 11 ルカ・ヨビッチ | フィオレンティーナ/イタリア |
FW | 10 ドゥシャン・タディッチ | アヤックス/オランダ |
FW | 21 フィリップ・ジュリチッチ | サンプドリア/イタリア |
FW | 7 ネマニャ・ラドニッチ | トリノ/イタリア |
監督
ドラガン・ストイコビッチ
生年月日 | 1965年3月3日(57歳) |
国籍 | セルビア |
就任 | 2021年3月 |
■経歴
現役時代はレッドスターやマルセイユで活躍し、1994年から現役を引退した2001年まで日本の名古屋グランパスでプレーしました。
先ほども紹介しましたが、ピクシーの愛称で親しまれてJリーグで活躍したスーパープレーヤーです。
2008年から指導者としてのキャリアをスタートさせ、2010年には名古屋グランパスをJ1優勝に導いております。
2021年3月からセルビア代表の監督に就任し、カタールワールドカップの出場権を獲得し、2023年末までセルビア代表を率いることが決まっています。
セルビア代表の特徴
■システム
3-4-1-2
■戦術的志向性
ボールポゼッション志向が強い、バランス重視のスタイル
■基本戦術
全体の秩序を保ちながら個の質を活かせるように、バランスを重視したオーソドックスなスタイルを基本とします。
攻撃時はピッチを大きく使ってボールを動かし、敵陣に多くの人数を送り込みます。
攻撃陣にタディッチ、ブラホビッチ、S・ミリンコビッチ・サビッチの攻撃力の高いアタッカーをそろえており、足元が強いので、個人での突破が第一の選択肢になることも多いです。
しかし、サイドからの攻撃参加も多く、クロスに対しても高さがあり強いので、サイドを大きく使っての攻撃も得意としています。
タレントの揃った破壊力のある攻撃がみどころです。
フォワード、バックスに大型の選手が多いのでセットプレーも非常に得意としています。
直接狙うこともできるし、合わせることもできる。相手にとって脅威となりえます。
セルビア代表3人のキープレーヤー
18 ドゥシャン・ブラホビッチ/ユベントス(イタリア)
プロフィール▼
生年月日(年齢) | 2000年1月28日(22歳) |
身長・体重 | 190cm・75㎏ |
ポジション | センターフォワード |
所属クラブ | ユベントス(イタリア) |
A代表歴 | 16試合8得点 |
予選での成績 | 8試合4得点 |
190cmの大柄な体格に爆発的なスプリントと強烈な左足のシュート力を備えたストライカー。
20代前半の若手世代では世界のトップ5に入るセンターフォワードです。
ポジショニングも非常によく、サイドからのクロスに合わせる能力、裏への飛び出しもタイミングが良く上手いです。
左足のシュートも強烈なものだけでなく、柔軟でコースを突く柔らかいシュートも得意としており、チームとうまくかみ合えば得点王争いに絡んでくるポテンシャルは秘めています。
ただ、前所属チームのフィオレンティーナのような活躍が現ユベントスではできておらず、課題を残したまま今大会に臨みます。
自分のポテンシャルを存分に発揮し、点を取ることに集中できれば結果を残すことはできるでしょう。
10 ドゥシャン・タディッチ/アヤックス(オランダ)
プロフィール▼
生年月日(年齢) | 1988年11月20日(34歳) |
身長・体重 | 181cm・76㎏ |
ポジション | 攻撃的ミッドフィルダー |
所属クラブ | アヤックス(オランダ) |
A代表歴 | 90試合18得点 |
予選での成績 | 8試合2得点 |
チームメイトからの信頼とリスペクトを集める絶対的リーダー。
非常に優れたテクニックをもっており、まず足元で受けてドリブル突破からのクロスやスルーパスを得意としています。
ややエゴイスティックなプレーに思えることもありますが、一旦ボールをキープするとなかなかボールを奪われず、そこからチャンスを作り出します。
ゴール前の状況を的確に読む戦術眼に優れているので、自らのシュートはもちろん、アシストの質がかなり高い選手です。
代表でも90試合で18得点・33アシストとゴール以上に決定機を作り出す能力に長けていることがわかります。
代表をけん引してきて10年、34歳で臨む今回のワールドカップは、キャリアの集大成と言える大会になるはずです。
20 セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ/ラツィオ(イタリア)
プロフィール▼
生年月日(年齢) | 1995年2月27日(27歳) |
身長・体重 | 191cm・76㎏ |
ポジション | 攻撃的ミッドフィルダー |
所属クラブ | ラツィオ(イタリア) |
A代表歴 | 35試合6得点 |
予選での成績 | 7試合1得点 |
191cm76㎏の巨漢に似つかわしくない、柔らかいボールタッチとエレガントな身のこなしで、非常に優れたテクニックを持っているトップレベルのミッドフィルダー。
敵のディフェンスラインとミッドフィルダーの間でボールを引き出して受けてからゴールに迫る起点となるプレーが得意です。
中盤で敵のマーカーを背にしたままボールを受けて、自分のテクニックで敵を抜き去りチャンスメークをすることも、自らが相手ディフェンスの裏へ飛び出してフィニッシュに絡むことも、ゴール前で決定的な仕事をすることもできるプレーのレパートリーの広さ、質の高さは特筆すべきものを持っています。
これ程のクオリティーを持っているのに今までワールドクラスに名前が加わっていません。ワールドクラス候補どまりなんですね。
その理由は、安定性・持続性に欠けるところでしょう。
要するにムラがあるということです。このムラを改善できれば間違いなく世界のトッププレーヤーに名前を連ねるポテンシャルを秘めています。
この体格でびっくりするぐらい上手いですからね。
本大会の活躍に期待です。
まとめ:ダークホースとなりえるポテンシャルがある
今回の記事ではサッカーセルビア代表について解説してきました。
- セルビアのFIFAランキング
- セルビアの試合日程
- セルビアのメンバー・監督
- セルビアの特徴
- セルビアの3人のキープレーヤー
セルビアはタレントが豊富でうまくかみ合えば、今大会のダークホースになりえる可能性を感じました。
ただ、グループに王者ブラジル、強豪スイス、カメルーンと簡単には勝たせてもらえない相手ばかりなので、下手するとグループリーグ敗退ということもありえます。
なんにせよ、確かなテクニックと豊富なタレントを活かした攻撃でおもしろいサッカーを見せてくれると思います。
個人的にはやはりピクシーが監督なので、応援したいチームの一つです。
セルビアを調べる中でピクシーの全盛期の動画を見たんですが、段違いの巧さですからね。
今のセルビアに現役のピクシーがいたら優勝も夢ではないんじゃないかと思いましたよ。
ピクシーの右足から、・・・え!?ピクシーの話はもういいですって・・・わかりましたよ。
わーかーりーまーしーた。
いやーピクシー懐かしいなー。
それでは長くなりましたので、今日はこの辺で。
ブログさいこ―
おしまい。
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