こんにちは!ちくです!
2022年サッカーワールドカップ、カタール大会の出場国を紹介していきます。
今回の記事では『モロッコ代表』について勉強していきたいと思います。
現時点で決勝トーナメントの1戦目が終わって、なんとモロッコがスペイン代表を下して、ベスト8に進出しています。
グループステージも優勝候補のベルギーとクロアチアを退けて、1位で通過しているんですね。
「今大会の台風の目はモロッコだったのか」とあわてて調べている次第でございます(^^;
正直モロッコのことあまり知らなかったんですが、調べていくとかなりのタレントぞろいです。
モロッコがスペインに勝ったんだってね。強いね。
優勝候補スペインを破ったな。かなりいい選手がそろってるわ。
モロッコはアフリカ屈指のタレント軍団と言われているようですね。
モロッコのことをサクッと学んで、同僚にモロッコのことを教えてあげましょう。
急いで勉強した感を出さずに、「俺は前から知ってたで。なんなら応援してたから。」みたいな態度で臨みましょう。
今回の記事でわかること▼
- モロッコのFIFAランキング
- モロッコの試合日程
- モロッコのメンバー・監督
- モロッコの特徴
- モロッコの3人のキープレーヤー
この記事を読むとモロッコのことが大体わかります。
※5分でモロッコのことを知りたい人は『モロッコの特徴』まで飛びましょう。
では順番に見ていきましょう。
モロッコのFIFAランキング
■基本情報
ワールドカップ出場:2大会連続3回目
最高成績:ベスト16(1986年メキシコ大会)
グループF FIFAランキング・オッズ
国名 | FIFAランキング | 優勝オッズ | グループリーグ 勝ち抜けオッズ |
---|---|---|---|
ベルギー | 2位(出場32か国中2位) | 13.00倍 | 1.11倍 |
クロアチア | 12位(出場32か国中11位) | 51.00倍 | 1.57倍 |
カナダ | 41位(出場32か国中27位) | 251倍 | 3.75倍 |
モロッコ | 22位(出場32か国中20位) | 201倍 | 3.00倍 |
上の情報だけを見ると、モロッコはかなりきつい立ち位置でしたが、ふたを開けてみると1位で通過ですね。
この中で1位ってすごいよね。
まさかベルギーを直接倒すと思わへんかったわ。結局1敗もしてへんからな。
グロープF グループステージの結果
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 勝 | 引 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
1 | モロッコ | 7 | 2 | 1 | 0 |
2 | クロアチア | 5 | 1 | 2 | 0 |
3 | ベルギー | 4 | 1 | 1 | 1 |
4 | カナダ | 0 | 0 | 0 | 0 |
モロッコのグループステージ試合結果・得点
■第1節 11月23日
モロッコ | 0-0 | クロアチア |
■第2節 11月27日
ベルギー | 0-2 | モロッコ |
得点 R・サイス Z・アブクラル |
■第3節 12月1日
カナダ | 1-2 | モロッコ |
得点 N・アゲルド | 得点 H・ツィエク Y・エン・ネシリ |
モロッコは1位でグループステージを突破しているんですね。
強豪ぞろいのこのグループで1位突破はすごいです。
モロッコの決勝トーナメントの結果・得点
■決勝トーナメント第1戦
モロッコ | 0-0 | スペイン |
PK 3-0 |
決勝トーナメント第1戦目はPK戦でモロッコがスペインを下しています。
■決勝トーナメント第2戦
12月10(土)日本時間24:00から
モロッコ VS ポルトガル
クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦ですね。
いやー楽しみです。
モロッコのメンバー・監督
こちらがモロッコのワールドカップメンバーです▼
GK | 1 ボノ | セビージャ/スペイン |
GK | 12 ムニル | アル・ワフダ/サウジアラビア |
GK | 22 レダ・タグノーティ | ウィダードAC |
DF | 2 アクラフ・ハキミ | パリSG/フランス |
DF | 3 ヌサイル・マズラウィ | バイエルン/ドイツ |
DF | 6 ロマン・サイス | ベシクタシュ/トルコ |
DF | 5 ナイフ・アゲルド | ウエストハム/イングランド |
DF | 20 アクラフ・ダリ | ブレスト/フランス |
DF | 18 ジャワド・エル・ヤミク | バジャドリー/スペイン |
DF | 25 ヤヒア・アティヤット・アッラー | ウィダードAC |
DF | 24 バドル・バヌン | カタールSC/カタール |
MF | 4 ソフィアン・アムラバト | フィオレンティーナ/イタリア |
MF | 15 セリム・アマラー | スタンダール・リエージュ/ベルギー |
MF | 11 アブデルハミド・サビリ | サンプドリア/イタリア |
MF | 8 アゼディン・ウナヒ | アンジェ/フランス |
MF | 23 ビラル・エル・カンヌス | ゲンク/ベルギー |
MF | 26 ヤフヤー・ジャブラーヌ | ウィダードAC |
MF | 10 アナス・ザルリ | バーンリー/イングランド |
FW | 7 ハキム・ツィエク | チェルシー/イングランド |
FW | 19 ユセフ・エン・ネシリ | セビージャ/スペイン |
FW | 17 ソフィアン・ブファル | アンジェ/フランス |
FW | 14 ザカリア・アブクラル | トゥールーズ/フランス |
FW | 16 アブデ・エザルズリ | オサスナ/スペイン |
FW | 13 イリアス・シャイル | QPR/イングランド |
FW | 9 アブデルラザク・ハムダラー | アル・イテハド/サウジアラビア |
FW | 21 ワリード・シェディラ | バーリ/イタリア |
監督
ワリド・レグラギ
生年月日 | 1975年9月23日(47歳) |
国籍 | モロッコ |
就任 | 2022年8月 |
■経歴
出身はフランスです。
現役時代は右サイドバックとして、トゥールーズなどで活躍しています。
自身もモロッコ代表として44試合に出場した経験を持っています。
2019年からハリルホジッチがモロッコ代表を率いていましたが、ツィエクら主力数人を規律上の問題で外したことで世論を敵に回し解任させられ、後任としてワリド・レグラギ監督が就任しています。
9月の代表ウィークでは1勝1分けで、ほぼぶっつけ本番で本大会に臨むことになっています。
ぶっつけでもいいチームを作ってきたということですね。結果を出しました。
モロッコの特徴
■システム
4-1-4-1
■戦術的志向性
個の高い能力を基盤にアグレッシブで激しい攻撃的なスタイル
■基本戦術
個々の高い技術と豊富な運動量を土台に、ハイテンポで縦方向にスピードがある攻撃とアグレッシブな守備を組み合わせたアクティブなスタイルを貫きます。
全監督のハリルホジッチのときは戦術的な制約が多かったですが、現監督のレグラギ監督は招集可能なタレントは全て呼び集めて基本的な枠組みだけ与えて、後はその中で自由に持ち味を発揮させるマネジメントでチームを再構築しています。
攻守のバランスとリスク管理を重視するよりも勢いに任せたオープンな攻防を好むスタイルです。
個の能力が高いので、最低限の原則だけ共有しておけばうまくはまったときにとてつもない力を発揮します。
モロッコ代表3人のキープレーヤー
7 ハキム・ツィエク/チェルシー(イングランド)
生年月日(年齢) | 1993年3月19日(29歳) |
身長・体重 | 183cm・67㎏ |
ポジション | ライトウィング |
所属クラブ | チェルシー(イングランド) |
A代表歴 | 42試合17得点 |
予選での成績 | 招集無し |
一瞬の輝きで違いを生み出すことができる、特別な才能を持つアタッカーです。
左足の柔らかいタッチから繰り出される切れのあるドリブルで相手を翻弄(ほんろう)し、アイディアのあるパス、正確なクロス、サイドチェンジは一級品で、シュートも強烈なものからコースを狙ったものまで幅広い選択肢がある特別な才能を持った選手と言えます。
輝きを放つプレーだけ見れば、ワールドクラスと言えるクオリティーですが、パフォーマンスに波が大きすぎるところがあります。
ただ、ワールドカップのような短期決戦では、輝きを一瞬放つことでチームを勝利に導くことが可能です。
まぶしい才能が楽しみな選手です。
2 アクラフ・ハキミ/パリSG(フランス)
生年月日(年齢) | 1998年11月4日(24歳) |
身長・体重 | 181cm・73㎏ |
ポジション | 右サイドバック |
所属クラブ | パリSG(フランス) |
A代表歴 | 53試合8得点 |
予選での成績 | 7試合2得点 |
超攻撃的な右サイドバックで恐ろしいスピードで相手を切り裂いていきます。
テクニックも申し分なく、スピードに乗ったドリブルで相手をかわすことも、裏へ飛び出してフィニッシュまで行くこともできるワールドクラスのサイドバックです。
ワンフェイントで相手をかわした後、一気にトップスピードになれる恐ろしい身体能力です。
豊富な運動量は群を抜いており、攻撃だけではなく守備でも力を発揮します。
フィジカルもすぐれているので、簡単に当たり負けすることはなく当たりで相手を吹き飛ばすこともあります。
先ほど紹介した、ツィエクとの右サイドはモロッコの大きな武器と言えます。
非常に楽しみな選手ですね。
3 ヌサイル・マズラウィ/バイエルン(ドイツ)
生年月日(年齢) | 1997年11月14日(25歳) |
身長・体重 | 183cm・65㎏ |
ポジション | 左サイドバック |
所属クラブ | バイエルン(ドイツ) |
A代表歴 | 14試合2得点 |
予選での成績 | 招集無し |
サイドバックながら卓越したテクニックを持つテクニシャンです。
もともと中盤の選手でトップチームでサイドバックになっているので、足元がめちゃくちゃ上手くオーバーラップしたときの選択肢が豊富です。
敵をかわしてクロスをあげることも、そのままシュートまでもっていくことも、パスでチャンスを作ることもできます。
スピードも申し分なくサイドの起点となっての攻撃参加は見ものですね。
守備の意識も高く1対1も非常に強いです。
まとめ:モロッコは個人の力が凄い
今回の記事ではサッカーモロッコ代表について解説してきました。
- モロッコのFIFAランキング
- モロッコの試合日程
- モロッコのメンバー・監督
- モロッコの特徴
- モロッコの3人のキープレーヤー
モロッコ代表は前監督のハリルホジッチが規律を重んじるチーム作りをしていて、すばらしい才能を持った選手とうまくかみ合ってなかったようです。
新監督のレグラギ監督は逆に基本的な枠組みと戦術秩序だけを与えて、個人の力を重んじるチーム作りに変えていっています。
もともと個人の能力が高い選手が集まっているモロッコにはタレントを活かしたチーム作りの方が合っていたと言えるでしょう。
選手が伸び伸びプレーすることで、結果が出ていますね。
モロッコの攻撃は非常に見どころがあるので、ぜひ見てみましょう。
モロッコの次の相手はポルトガルですね。
12月10(土)日本時間24:00から
モロッコ VS ポルトガル
クリスチャーノ・ロナウド率いるポルトガルと対戦です。
いやー楽しみです。意外とモロッコの勝利もあるかもしれませんよ。
今日勉強したモロッコの個人の力を見ながら好きな方を応援しましょう。
以上です。
今日はこの辺で。
ブログさいこー
おしまい。
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