こんにちは!ちくです!
2022年サッカーワールドカップ、カタール大会出場国を紹介していきます。
今回の記事では『クロアチア代表』について勉強していきたいと思います。
現時点で3位決定戦が終わって、3位に輝きました。
3位決定戦の前に公開しようと思っていたんですが、事情により遅くなってしまいました。(単純に書くのが遅かっただけ・・・)
クロアチアのワールドカップは終わりましたが、個人的に調べたいと思ったので書いていきますね。
決勝トーナメントの一戦目は「我らが日本」をPK戦の末に破り、そして2戦目の準々決勝ではあのブラジルをまたまたPK戦の末退けて準決勝へと駒を進めました。
アルゼンチンには負けてしまいましたが、前回の準優勝に続き、3位はかなりの大健闘だと思います。
モロッコも強かったですよね。
モロッコことは記事にしていますので、気になる方は読んでみて下さい▼
クロアチアは国民性なのか本当に粘り強いチームでなかなか諦めることがないです。
日本に勝ったクロアチア頑張ったね。
日本とPKやったから日本もPKに勝ってたら3位になれたかもしれんな。そんな単純ではないか。
今更ながらクロアチアのことをサクッと勉強して、ワールドカップの余韻(よいん)に浸っていきましょう。
いつものごとく、「俺は前からクロアチア応援してたんやで」感を存分に出していきましょう。
今回の記事でわかること▼
- クロアチアのFIFAランキング
- クロアチアの試合日程
- クロアチアのメンバー・監督
- クロアチアの特徴
- クロアチアの3人のキープレーヤー
この記事を読むとクロアチアのことが大体わかります。
※5分でクロアチアのことを知りたい人はクロアチアの特徴まで飛びましょう。
では順番に見ていきましょう。
クロアチアのFIFAランキング
■基本情報
ワールドカップ出場:3大会連続6回目
最高成績:準優勝(2018年ロシア大会)
FIFAランキング:12位
グループF FIFAランキング・オッズ
国名 | FIFAランキング | 優勝オッズ | グループリーグ 勝ち抜けオッズ |
---|---|---|---|
ベルギー | 2位(出場32か国中2位) | 13.00倍 | 1.11倍 |
クロアチア | 12位(出場32か国中11位) | 51.00倍 | 1.57倍 |
カナダ | 41位(出場32か国中27位) | 251倍 | 3.75倍 |
モロッコ | 22位(出場32か国中20位) | 201倍 | 3.00倍 |
グロープF グループステージの結果
順位 | チーム名 | 勝ち点 | 勝 | 引 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
1 | モロッコ | 7 | 2 | 1 | 0 |
2 | クロアチア | 5 | 1 | 2 | 0 |
3 | ベルギー | 4 | 1 | 1 | 1 |
4 | カナダ | 0 | 0 | 0 | 0 |
クロアチアのグループステージ結果・得点
■第1節 11月23日
モロッコ | 0-0 | クロアチア |
■第2節 11月27日
クロアチア | 4-1 | カナダ |
得点 A・クラマリッチ A・クラマリッチ M・リバヤ R・マイェル | 得点 A・デイビス |
■第3節 12月1日
クロアチア | 0-0 | ベルギー |
モロッコとクロアチアはグループステージでは点が1点も入らず引き分けに終わっているので、3位決定戦では決着をつけて欲しいですね。
クロアチアの決勝トーナメントの結果・得点
■決勝トーナメント第1戦
日本 | 1-1 | クロアチア |
得点 前田大然 | 得点 I・ペリシッチ | |
PK 1-3 |
我らが日本をPK戦の末に破りました。
■決勝トーナメント第2戦 準々決勝
クロアチア | 1-1 | ブラジル |
得点 B・ペトコヴィッチ | 得点 ネイマール | |
PK 4-2 |
延長戦で両チームが1点ずつ得点して、PKまでもつれ込んだすごい試合でしたね。
■決勝トーナメント第3選 準決勝
アルゼンチン | 3-0 | クロアチア |
得点 R・メッシ F・アルバレス F・アルバレス |
準決勝ではアルゼンチンに3点も取られてしまいましたね。こんな展開になるとは予想できなかったですね。
やはり2回連続のPKでかなり疲れが残っていたんでしょうね。
クロアチアのメンバー・監督
GK | 1 ドミニク・リバコビッチ | ディナモ・ザグレブ |
GK | 23 イビツァ・イブシッチ | オシエク |
GK | 12 イボ・グルビッチ | アトレティコ・マドリー/スペイン |
DF | 21 ドマゴイ・ビダ | AEKアテネ/ギリシャ |
DF | 6 デヤン・ロブレン | ゼニト/ロシア |
DF | 3 ボルナ・バリシッチ | レンジャーズ/スコットランド |
DF | 22 ヨシプ・ユラノビッチ | セルティック/スコットランド |
DF | 20 ヨシュコ・グバルディオル | ライプツィヒ/ドイツ |
DF | 19 ボルナ・ソサ | シュツットガルト/ドイツ |
DF | 2 ヨシプ・スタニシッチ | バイエルン/ドイツ |
DF | 5 マルティン・エルリッチ | サッスオーロ/イタリア |
DF | 24 ヨシプ・シュタロ | ディナモ・ザグレブ |
MF | 10 ルカ・モドリッチ | レアル・マドリー/スペイン |
MF | 8 マテオ・コバチッチ | チェルシー/イングランド |
MF | 11 マルセロ・ブロゾビッチ | インテル/イタリア |
MF | 15 マリオ・パシャリッチ | アタランタ/イタリア |
MF | 13 ニコラ・ブラシッチ | トリノ/イタリア |
MF | 7 ロブロ・マイェル | レンヌ/フランス |
MF | 26 クリスティヤン・ヤキッチ | フランクフルト/ドイツ |
MF | 25 ルカ・スチッチ | ザルツブルク/オーストリア |
FW | 4 イバン・ペリシッチ | トッテナム/イングランド |
FW | 9 アンドレイ・クラマリッチ | ホッフェンハイム/ドイツ |
FW | 16 ブルーノ・ペトコビッチ | ディナモ・ザグレブ |
FW | 18 ミスラフ・オルシッチ | ディナモ・ザグレブ |
FW | 17 アンテ・ブディミル | オサスナ/スペイン |
FW | 14 マルコ・リバヤ | ハイドゥク・スプリト |
監督
ズラトコ・ダリッチ
生年月日 | 1966年10月26日(56歳) |
国籍 | クロアチア |
就任 | 2017年10月 |
■経歴
出身はボスニアヘルツェゴビナです。
2017年10月からクロアチアを指揮し、就任5年目に突入しました。
前大会のワールドカップでクロアチアを準優勝に導いており、そのまま続投しています。
2020年のヨーロッパ選手権では上位進出が期待されながらも、決勝トーナメント1回戦でスペイン代表に敗れベスト16どまりに終わっています。
解任を求める声も多数ありましたが、その後は世代交代にも本格的に着手し、無事にワールドカップ出場を決めています。
2024年までの契約延長も決まっています。
クロアチアの特徴
■システム
4-3-3
■戦術的志向性
強力な中盤トリオが試合をコントロールするバランス型スタイル
■基本戦術
モドリッチ、ブロゾビッチ、コバチッチという中盤のトライアングルにあずけて、試合のリズムをコントロールしていきます。
戦い方は最新の戦術トレンドとは無縁の伝統的なオーソドックススタイルで、前線にロングボールを供給したり、サイドを大きく使っての展開が多いです。
いつ何時でもゲームの中心にはモドリッチがおり、ほぼすべてのプレーでモドリッチを経由するところから始まります。
モドリッチがボールに触る回数が多いとリズムが出来ていい展開になるでしょう。
クロアチアは相手に関わらず攻守のバランスを保ち続け、勝っていても負けていても満足や諦めによって集中力を途切らせつことなく、90分間を戦いきるメンタリティーが凄いです。
なんなら延長戦を含めて、最後まで集中力が途切れないです。
決定力の高いストライカーがいないので、得点力はそれほど高くありませんが、2点以上入れられることはめったにないです。
常に均衡を保って接戦を勝ち切るスタイルで上位に食い込んできましたね。
クロアチア代表3人のキープレーヤー
10 ルカ・モドリッチ/レアル・マドリー(スペイン)
生年月日(年齢) | 1985年9月9日(37歳) |
身長・体重 | 172cm・66㎏ |
利き足 | 右足 |
ポジション | セントラルミッドフィルダー |
所属クラブ | レアル・マドリ―(スペイン) |
A代表歴 | 154試合23得点 |
予選での成績 | 7試合3得点 |
言わずと知れた、チームメートから絶対的なリスペクトと信頼を集める中核的存在です。
モドリッチなしでクロアチア代表を語ることはできないでしょう。
『ヴァトレニ(クロアチア代表の愛称)の魔術師』の愛称を持っています。
テクニック、パス、ドリブル、ゲームの流れを読む戦術眼、どれをとっても一級品ですね。
クロアチア代表の攻撃はかならずと言っていいほど、モドリッチを経由して始まります。
モドリッチを通ることで、クロアチア代表の攻撃にリズムが生まれてきます。
37歳を越えても衰えることを知らず、ひたむきなプレーでチームを引っ張ります。
モドリッチのアウトサイドキックのパスはほんとにヤバいです。
アウトサイドキックは足の外側で蹴るキックですが、相手ディフェンダーからすると非常に読みにくいんですね。いつパスが出てくるかわかりにくい。
「足を捻挫(ねんざ)するんちゃうか」っていうぐらいの角度で蹴ってくるんで、裏をつかれてそこから得点ということも多いです。
是非、アウトサイドキックのパスに注目してください。
20 ヨシュコ・グバルディオル/ライプツィヒ(ドイツ)
生年月日(年齢) | 2002年1月23日(20歳) |
身長・体重 | 185cm・80㎏ |
利き足 | 左足 |
ポジション | センターバック |
所属クラブ | ライプツィヒ(ドイツ) |
A代表歴 | 12試合1得点 |
予選での成績 | 4試合1得点 |
EUROでブレイクして不動のセンターバックになった超新星です。
身体能力に非常に優れていて、大きくて当たり負けしないし、足もめちゃくちゃ速いです。
状況判断にもすぐれていて、テクニックもあるのでビルドアップやロングフィードも巧い。
ディフェンダーに必要な要素をかなり高いレベルで持ち合わせています。
日本戦では浅野選手がきっちり抑えられて全く仕事させてもらえなかったですね。
まだ20歳でこれからの選手です。
おそらくワールドカップが終わったらビッグクラブへの移籍があるんじゃないでしょうか。
楽しみな選手が出てきましたね。
8 マテオ・コバチッチ/チェルシー(イングランド)
生年月日(年齢) | 1994年5月6日(28歳) |
身長・体重 | 176cm・82㎏ |
利き足 | 右足 |
ポジション | セントラルミッドフィルダー |
所属クラブ | チェルシー(イングランド) |
A代表歴 | 83試合3得点 |
予選での成績 | 7試合0得点 |
テクニック、戦術眼、パーソナリティどれをとってもワールドクラスの選手です。
このコバチッチはめちゃくちゃ上手い選手ですね。
あの柔らかいボールタッチは一見の価値ありです。
中盤の狭いところでボールをキープすると、激しいプレッシャーを受けてもまったく取られないでスルスルっとかわしてボールを前に運んでいきます。
パスの精度も素晴らしく、ショートパスでつないでいくこともできますし、相手の裏をかくスルーパスもいいものを持っています。
ミドルシュートも時折みせるんですが、点を自ら取りに行くタイプではなく、どちらかというとパスを選択します。あまり点を取るタイプではないですね。
いわゆるファンタジスタです。
まだ28歳なので、モドリッチがいなくなったあとのクロアチアを引っ張っていく選手になっていくでしょう。
まとめ:ベテランと若手がバランスよく融合したチーム
今回の記事ではクロアチア代表について解説してきました。
- クロアチアのFIFAランキング
- クロアチアの試合日程
- クロアチアのメンバー・監督
- クロアチアの特徴
- クロアチアの3人のキープレーヤー
クロアチア代表は本当にいいチームでしたね。
クロアチアは最後まで集中力を切らさずに戦うことができ、接戦をものにしていけます。
これは国民性なのか、メンタルの育て方なのかわかりませんが、十分日本も真似していけるところだと思いますね。
不動のベテラン勢も活躍して若手もいい感じに育ってきています。
いいストライカーが出てきたら、ワールドカップを獲得するのも夢ではないような気がします。
今回もワールドカップを盛り上げてくれてありがとうと言いたいです。
以上です。
今日はこの辺で。
ブログさいこー
おしまい。
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