こんにちは!ちくです!
サッカー歴30年以上の大ベテランです!
サッカーをやっていてる人ならわかると思いますが、サッカー選手の憧れの存在と言えば左利きです。
完全に主観ですが、左利きというだけで3割増しでうまく見えるし、カッコよく見えます(笑)。
ボクはなんど「自分が左利きだったら」と思ったかわかりません。
右利きの選手が左利きに憧れることは多いと思うで。
子どもの蹴り足が左利きだった親御さんは
- 左利きってほんとのところどうなの?有利なの?
- 左利きを最大限生かすにはどこのポジションがいい?
- 右足も同じように練習した方がいいの?
など、たくさんの疑問を持つと思います。
今日はサッカーに長いこと関わってきた大ベテランのボクが左利きに関する謎に迫ります。(別に謎ではない(^^;)
長いこと議論されてきた、「両足練習すべきか問題」についても決着をつけたいと思います。
今日の記事を読むことで、
- 左利きがなぜ重宝されるのか?
- 左利きが生きるポジションとは?
- 両足練習する方がいいのか?
などなど、みなさんが抱えていた左利きの疑問すべてがわかります。
ぜひ最後まで読んでください。
左利きは希少?左利きの割合は?
結論から言うと、左利きは世界で10%程度と考えられています。
10人いたら1人しかいない割合になります。
サッカーで言うと1チームに1人いるかいないかという感じで、やはり希少性が高いですね。
サッカーでは左利きのことを「レフティー」と言います。
野球やボクシングでは左利きのことを「サウスポー」と言います。
スノーボードでは逆足が前にくることを「グーフィースタンス」と言いますね。
なんだかカッコいい名前がついていますが、逆に右利きにはこうした名前はついていません。
右利きにも呼び方が欲しい気はしますが「ライティ」とは言わないです。(あんまりかっこよくないし笑)
これはひとえに左利きは絶対数が少ないからです。
左利きはサッカーにおいて数が少ないゆえに希少価値がある
ということが言えます。
数が少ないから重宝されるんやな。なぜ重宝されるかはあとから説明するで。
左利きは天才?
「左利きは天才が多い」とは誰もが一度は聞いたことがあるんではないでしょうか。
天才と言われる左利きの偉人は
- レオナルド・ダ・ヴィンチ
- ナポレオン
- ミケランジェロ
- ピカソ
- 松本人志
などですね。
オバマ氏をはじめ歴代のアメリカ大統領の中にも左利きが多いことは知られています。
ある研究では複雑な数学の問題を解く場合、左利きが右利きを劇的に上回ったそうです。
これは左利きのほうが、左右の脳をつなぐ脳梁が大きいからと考えられます。
左右の脳の接続が強いことで、空間能力が高まると考えられているんですね。
サッカーにおいても空間能力は非常に重要です。
左利きの選手にイマジネーションやアイディア、直感力に優れた天才型が多いのはそういった理由からかもしれません。
ちなみにオシムさんは右利きやけど、数学の教授になれるくらい数学ができたそうやで。サッカーができるのと無関係ではなさそうや。
右利きに矯正すべきか?
日本では左利きを右利きに矯正する価値観があります。
- 「字は右手でかくもの」
- 「箸は右手でもつもの」
などですね。
この世界はほとんどが右利き用に作られているので、左利きだと不便だと感じることも多いでしょう。
ですが、サッカーに関しては左利きを矯正する必要はありません。
絶対だめです(笑)。
先ほどから言っているように、希少価値が高く必ず重宝されるからです。
左利きは大事な才能です。
サッカーにおいては安心して、左利きとして生きていきましょう(笑)。
独特のリズムを持つ左利きの特徴
左利きはドリブル&ボールタッチが独特のリズムを持つとよく言われます。
そして、ディフェンスのやり方も独特な選手が多いです。
ドリブル&ボールタッチとディフェンスの2つの面から左利きの特徴を見ていきましょう。
左利きの独特なドリブル&ボールタッチ
左利きは貴重ゆえにあまり右を使えなどと言われません。
比較的、自由なプレーを許されることが多いと思います。
ですので、左利きの選手は右利きの選手に比べて利き足に頼る傾向があります。
プロやレジェンドの中でも「あえて左足しか使わん」みたいにこだわっている選手が多いです。
マラドーナなんか右足でセンタリングを上げた方がいい場面でもラボーナ(逆足を後ろからクロスさせて蹴る方法)で左足を使っていました。
左利きは、ボールタッチやドリブルのリズムが独特な選手が多いのが特徴です。
言葉では上手く言えないですが、左足の下に上手くボールを置いて大きなフェイントもかけずに足首の向きだけでかわしていきます。
メッシやマラドーナを観ていたらよくわかると思います。
「くいっ、くいっ」とただ障害物をよけていくだけのようにも見えます。
昔、ブラジル代表で活躍したデニウソンやリバウドのドリブルなんかも非常に独特のリズムを持っていました。
実際にディフェンスをやればわかると思いますが、左利きのテクニシャンは本当にボールを取りづらいです。
語彙力がなく上手く説明できなくてすいません(^^;
左利きの独特なディフェンス
あまり取り上げられることはありませんが、左利きはディフェンスも独特です。
幼いころから左足のみにこだわってきたからだと思いますが、右足でディフェンスした方がいい場面でも左足を出してきます。
例えば
1対1でボクがドリブルで相手の右側をかわそうします。
相手は右足を出す方がいい場面です。
ですが、左利きの選手は左足のアウトサイドでボールを取りに来ます。
これが、いきなり足がよくわからんところから伸びてくるので非常にやりにくいです。
ボクの友達で左利きのうまい選手がいましたが、このディフェンスで何度もやられました。
左利きの選手自体が少なく、リズムの対策をとる練習もなかなかできないので、左利きはますます貴重になっていきます。
左利きはなぜ有利?左利きが重宝される理由
ここまで左利きは貴重だとさんざん書いてきましたが、では「なぜ有利なのか?」ということを深ぼりしていきたいと思います。
左利きが有利な大きな理由は2つです。
- 左利きに有利なポジションがある
- 相手は左利きに慣れていない
これですね。
ここに、「天才であること」も入るかもしれないですが、先ほど説明しているのでここでは割愛します。
左利きに有利なポジションがある
サッカーのフィールドは左右が対象になっています。
ポジションも基本的に左右対称に配置します。
フィールドの右側に7人、左側に3人、キーパー1人みたいな配置にはならないわけです。
左側をけちょんけちょんにやられておしまいです(笑)。
左右まっぷたつに分かれることで、左利きに有利なポジション、右利きに有利なポジションというのが出てきます。
単純に左利きに有利なポジションが3つあれば、チームにいる左利きは少ないので競争率が下がります。
左利きに有利なポジションには左利きがつける可能性が高くなります。
左利きがいたら、左利きに有利なポジョションには左利きを置きたいもんな。それが監督の心情やで。
相手は左利きに慣れていない
左利きが有利な点2つ目は、左利きは絶対数が少ないので、左利きに対抗する練習がなかなかできないということです。
右利きの選手は左利きの独特なリズムを体験できる機会が少ないです。
逆に、左利きの選手は右利きの選手が周りにたくさんいるので、右利きとの対戦に慣れています。
ブラジルの格言で、「同じ能力なら左利きを選べ」というのがあるそうです。
まったく同じ能力なら、対策の立てにくい左利きを選ぶ方が良いという意味も含まれているでしょう。
左利きが有利に働くポジションとは?
では、左利きが有利に働くポジションとはどこでしょう。
一昔前、ボクらが現役のころは左利きは左サイドをやるというのが一般的でした。
ですが、最近のトレンドは攻撃の選手はカットインでシュートを狙うため右利きが左サイド、左利きが右サイドのように配置することも増えています。
ということで、
- 攻撃的なポジション
- 守備的なポジション
- 選手のプレースタイル
の3点から左利きが有利に働くポジションについて考えてみたいと思います。
順番に見ていきましょう。
攻撃的なポジション
攻撃的なポジションに左利きを配置する場合ですね。
攻撃的なポジションとはここではウィングやサイドハーフのことを指します。
厳密に言えばウィングとサイドハーフの役割は違いますが、ここではざっくり攻撃的という面で区切らせていただきます。
ちなみに、センターフォワードやトップ下に関してはプレー上の左利きの優位性はあまりありません。
どちらか自分の得意なサイドに流れたらいいからです。
左ウィング・左サイドハーフ
左サイドに左利きを配置した場合は、クロスが上げやすいというメリットがあります。
左サイドをまっすぐにドリブルして、ゴールラインまで行ってからセンタリングを上げるとチャンスは広がります。
こういうプレーですね。
ゴールラインまで行かずにもっと手前から上げるとしても、センタリングに重点を置く場合、左利きを左サイドに持って行くのが定石と言えます。
センターフォワードに大型の選手がいる場合や中で合わせるのが得意なチームは、左サイドに左利きを持って行くのがいいでしょう。
サイドでのドリブルという点でも、相手から遠い方の足を使えるので、取られる確率は低くなります。
たとえ取られたとしても、タッチラインをそのまま割ってしまうケースも多く、ボールを奪われていきなりピンチになりにくいのもポイントです。
右ウィング・右サイドハーフ
攻撃的なポジションで左利きを右サイドに置くメリットはカットインからのシュートがしやすい点です。
カットインとはサイドでボールを持った選手が内側へ仕掛けるドリブルをしていくことです。
こういうプレーですね。
内側へドリブルを仕掛けていってそのまま左足でシュートが打てます。
逆サイドですが、デル・ピエロゾーンと言えばイメージが付きやすい人もいるかもしれません。
ロッベンやメッシがめちゃくちゃ得意とするプレーですね。
わかってても止められないという脅威を相手ディフェンスに与えることができます。
シュートがいい選手はこのカットインからのシュートでゴールを量産できます。
守備的なポジション
今度は守備的なポジションで左利きが有利なポジションを見ていきましょう。
守備的なポジションでよく言われる左利きに有利なポジションは
- 左ボランチ
- 左センターバック
- 左サイドバック
ですね。
要するにディフェンシブなポジションでは左利きは左サイドのほうが有利に働くと言えます。
これは後方でボールを持った時に
- ボールをもつ足
- 前線へつなげるルート
この2つが大きな要因になります。
これだけじゃよくわからないので、順番に説明します。
ボールをもつ足
基本的に相手の守備は中央から外側へ向かってプレッシャーをかけてきます。
ですので、例えば左サイドバックの選手がキーパーからボールを渡されたとき、体を開いて左足でトラップします。
相手は内側から寄せてくるので、相手から遠い方の足でトラップするわけです。
これは
- 前を向くため
- 敵から簡単に取られないため
の2つの理由があります。
敵が内側からプレッシャーをかけに寄ってきても、敵から遠い方の足でボールをキープ出来ているのですぐに取られることはありません。
前線へつなげるルート
後方から前線へパスをつないでいくことをビルドアップと言います。
ビルドアップの際に左サイドなら左利きのほうがパスが出しやすいからです。
基本的にビルドアップには2種類のパスルートがあります。
先述したように、敵のディフェンスは内側から寄せてきます。
左利きならば左足で持ったまま蹴ることができますが、右利きは右足に持ち替えなければ蹴りにくいです。
逆サイドにサイドチェンジをする場合も左足で蹴れば相手から遠ざかるボールが蹴れますが、右足で蹴ると相手の方に行く軌道になりやすいです。
他にも、自陣のゴールに近い位置でボールを持つ場合、内側の足で持っていると取られた時に一気にピンチになってしまいます。
右サイドバックに左利きの選手がほとんどいないのはそういう理由が大きいのです。
ですので、守備的なポジションの場合は左利きは左サイドにいる方が優位性を発揮できます。
選手のプレースタイルによって有利になるポジションは違う
ここまで見てきたように、ポジションによって左利きが有利になる場合がありました。
上でも触れていますが、プレースタイルによっても有利に働くポジションは変わります。
簡単にまとめると
- 縦の突破からクロスが得意→左サイド
- 中央へ切り込んでシュートが得意→右サイド
- サイドチェンジやビルドアップが得意→左サイド
こういう感じになりますね。
自分のプレーの特徴をしっかり知ってから自分の左足が最大限に生きるポジションを選んで欲しいと思います。
それには小学生年代なら例え左利きだからといって、簡単にポジションを決めるのではなく、たくさんのポジションを経験して自分の特徴をつかんでくのがいいでしょう。
いろんなポジションをやって、どのポジションがいいか、どういうプレーが得意かを自分でわかっていかなあかんで。
成長していくうちに変わっていくもんやから、いろいろ試していこう。
サッカーで利き足を使う割合はどれくらい?
サッカーの2018年のワールドカップの利き足に関しての研究によると
早稲田大学 大学院スポーツ科学研究科
- 全プレーの合計の84.2%が利き足で行われていた
- 右利きの選手が利き足でプレーした割合は84.2%だった。
- 左利きの選手が利き足でプレーした割合は84.3%だった。
スポーツ科学専攻 コーチング科学研究領域 青山悠吾
(引用:サッカーの試合中における非利き脚の使用頻度と傾向-2018W 杯上位国と 2019U-17W 杯上位国の比較-)
こういう結果があるようです。
左利きは左足しか使わないというイメージがありますが、実は右利きも左利きもそこまで変わらないぐらい利き足を使っています。
また別のデータですが、F.Cバルセロナのデータによると、イニエスタ選手は600回以上のボールタッチのうち逆足で触ったのは、わずか20回。
メッシ選手やシャビ選手に関して言えば、それが1桁だったそうです。
これは何が言いたいかというと
世界のトップクラスの選手でもほとんど利き足しか使っていない
ということです。
ちなみにどんなプレーが逆足を使う確率が上がるかは
- ファーストタッチ
- シュート
です。
それも相手のプレッシャーがきついときに逆足を使った方がいい場合は確率が上がります。
プレッシャーがあまりなけば多少無理な態勢になっても利き足を使うでしょう。
これは当たり前のことですが、例えばメッシが本当は左側にかわして左足でシュートしたい場面でも、相手のプレッシャーで右にしかかわせないときは右足でシュートをします。
ですが、
シュートまでのドリブルは利き足を使う
ということが言えます。
ファーストタッチもまったく同じことで、相手が寄せてきてるとか、パスがずれているときは逆足でやる確率があがります。
逆に余裕があるときは、多少パスがずれていようが、無理な態勢であろうが、利き足を使うでしょう。
そして、トラップした後は利き足を主に使います。
ここまでを踏まえて次のテーマを見ていきましょう。
要は逆足を使わざるを得ない状況が多いのが、シュートとファーストタッチということや。
他のプレーは自分のさじ加減でどうとでもできるからな。特にドリブルは主に利き足でするんやな。
両足をバランスよく使えるようになった方が良い?
この問題についてはボク自身もなかなか答えが出せずにいました。
ボクらの時代は間違いなく両足を蹴れる方がいいという教えが主流だったんですね。
ネットを調べていても両足をバランスよく蹴れるのが大事という書き方をしているのがほとんどです。
ですが、本をたくさん読んできて違う考えがあることもわかりました。
回りくどくなってきたので、結論から先に言います。
まずは徹底的に利き足を鍛えるべし
これですね。
三笘選手もセレッソ大阪スポーツクラブ技術委員長である風間八尋さんも「育成の神様」と言われる池上正さんもまずは利き足を重点的に練習することをすすめています。
風間八尋さんは
「利き足が完璧にできないのに利き足でないほうで蹴ろうとする人は多いけど、1がないのに2にはならない」
引用:技術解体新書 風間八尋 西部謙司
と言っています。
三笘選手も本で、「利き足」練習法というのを実践して、「利き足」の技術を徹底的に磨き上げたと語っています。
とはいえ、メッシなどのスーパースターが逆の足が下手なわけではありません。
実はものすごく正確に蹴ります。
ですので、まずは利き足を完璧に磨いていき、必要に応じて逆足を鍛えるのがベストです。
利き足が完璧になると蹴り方や蹴るべきポイントがわかるので、逆の足は飲み込みが早いです。
例えば左利きの選手が
「こいつは左だけ抑えたらいいから!」などと言われて、なかなかゴールできなくなったタイミングで、右足も練習すればよいということです。
右足にも強いシュートがあると見せることができるだけで、相手には脅威になります。
まずは左足を徹底的に鍛えましょう。
ゴールデンエイジという子ども特有のぐんぐん伸びる期間があります。
その期間に逆の足を必死で練習すると時間が分散されて効率的ではないんですね。
限られた時間で最大限の力を生むようにやっていきたいところです。
ちなみに、左利きは独特のリズムをもつからと言って、「独特のリズムをもとう」と意識する必要はありません。
勝手に独特のリズムになっていくものです。
練習や試合で左足を徹底的に鍛えようと思いながらボールを蹴っていけば左足は鍛えられます。
メッシやマラドーナの練習しているところを見ていてもほとんど左足しか使ってないで。
三笘選手が自分の武器や利き足を徹底的に磨き上げた方法について書いた記事です。
ぜひ読んでみて下さい。
≪【三笘薫選手が実践した】自分の武器・特徴を見つけて磨き上げる方法
左利きの有名選手・レジェンド
最後に左利きの有名な選手を紹介します。
海外の有名選手と日本の選手を順番に紹介します。
海外の左利きの有名選手・レジェンド
左利きで好きな選手はたくさんいますが、これだけは外せない選手を上げていきます。
ディエゴ・マラドーナ
ボクが個人的に「歴代のサッカー選手でいちばんは?」と聞かれたら答える選手がマラドーナです。
「神の手」や「伝説の5人抜き」はあまりにも有名ですよね。
実は「神の手」と「5人抜きゴール」は同じ試合で起こっています。
あのワールドカップのベスト4がかかる試合で5人抜きという奇跡のゴールをやってのけたマラドーナはやはりNo.1プレーヤーと言えるのではないでしょうか。
リオネル・メッシ
言わずと知れた、世界最高の選手ですね。
マラドーナよりメッシだという人も大勢いるんではないかという選手です。
あらゆるタイトルを獲得しており、世界最優秀選手であるバロンドールも前人未到の4年連続で獲得しています。
唯一、獲得できていなかったワールドカップも2022年カタール大会で悲願の優勝に輝きました。
あれは本当に感動しました。
ロベルト・カルロス
現役当時から世界最高の左サイドバックと言われたロベルト・カルロスです。
日本では「ロべカル」と言われて親しまれていました。
歴代最高の左サイドバックと言われることもあります。
全身がバネのような身体能力で、上背はないものの、足がめちゃくちゃ速くて、すごい勢いで攻撃参加するサイドバックでした。
「悪魔の左足」と言われるフリーキックはものすごい威力で、ゴールの外に大きくはずれたと思ったボールが急に曲がって入る伝説のフリーキックもあります。
まあ恐ろしい左足でした(^^;。
アーリング・ハーランド
今もっとも注目を集めるストライカーですね。
プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属し、前期は得点王に輝いています。
爆発的なパワーとスピードで相手ディフェンダーをなぎ倒してゴールを量産するストライカーです。
強引なシュートだけでなく裏への飛び出しや、相手ディフェンダーの視覚から消えてのクロスへの飛び出しなどのプレーも上手いです。
今期もどこまで得点を伸ばすのか楽しみです。
モハメド・サラー
”エジプトのメッシ”と言われる左利きの名選手です。
プレミアリーグのリバプールに所属し、飛びぬけたスピード、卓越したテクニックと得点感覚でゴールを量産するエースです。
ドリブルもシュートもどれをとっても一級品ですね。
速くてめちゃくちゃ上手いです。
日本の左利きの有名選手・レジェンド
それでは今度は日本の左利き有名選手を見ていきましょう。
中村俊輔
日本の左利きのレジェンドですね。
ボクの大好きな選手です。
流れるような華麗なドリブルから芸術的なスルーパスを繰り出す、日本が誇るファンタジスタです。
左足から繰り出されるフリーキックもすさまじく、なんど直接ゴールネットを揺らしたかわかりません。
日本からイタリアのセリエA、スペインリーグ、スコットランドリーグなど世界で活躍しました。
名波浩
日本代表でも10番をつけた名選手です。
左足から繰り出されるパスが絶妙な選手で、ボランチの位置で全体をコントロールするゲームメイカーです。
ほぼ左足しか使わないと本人も公言している左足にこだわった選手ですね。
名波選手のプレーを観ていると、左だけでもどこにでもパスを出せるんだということがわかります。
無理な態勢からも左足のアウトサイドキックで出すパスは芸術的と言えますね。
本田圭佑
ワールドカップ3大会連続得点&アシストを記録した選手です。
3大会連続でワールドカップに出場するだけでもすごいのに、確実に結果を残すのが本田選手のすごいところです。
メンタルが非常に強く、大舞台で「何かやってくれる」という期待感を感じさせてくれます。
プレースタイルは、精度と威力がものすごく高い左足でパスやシュートを放ち、ゲームを組み立てていきます。
無回転のフリーキックも話題になりました。
イタリアのセリエA、「名門ACミラン」で10番をつけた選手です。
久保建英
左足での独特のリズムを持つテクニシャンです。
最近は得点能力も開花させています。
ジュニア世代に日本で初めてスペインのFCバルセロナの下部組織であるカンテラの入団テストに合格した選手です。
今はラ・リーガのレアル・ソシエダでプレーし、大活躍しています。
以前はミッドフィルダーをやることが多いイメージでしたが、今は右のフォワードからゴールに絡むプレーが多くなりました。
実際、左足の強烈なシュートでゴールをどんどん入れています。
堂安律
右サイドからカットインして左足での強烈なシュートが武器の選手です。
小柄ですが、フィジカルの強さが武器で、シュートだけでなくいろんなアイディアを持ち合わせています。
なんど挫折してもへこたれない根性をもっている非常にメンタルが強い選手です。
まとめ:左利きは左足の特徴を伸ばしていくべし
今日は左利きについていろんな角度から見てきました。
今日わかったことは
- 左利きは天才か?
- 右利きに矯正すべきか?
- 左利きの特徴
- 左利きが重宝される理由
- 左利きが有利なポジション
- 逆足も使えるようになった方がいいのか問題
- 左利きの有名選手
これらですね。
左利きはわずか10%しかいないので、かなり貴重な存在だということがわかって頂けたと思います。
左利きはまずはしっかりと左足を鍛え上げていけばいいです。
左足を完璧に仕上げるつもりで左足を練習していきましょう。
左利きの子どもを持った親御さんは安心して左足でボールを蹴らしてあげてください。
変に矯正する必要はありません(笑)。
左足を特徴を鍛えていけば非常に替えの利かない良い選手に成長していくでしょう。
以上、長くなりましたので今日はこの辺で終わります。
少しでも皆様のサッカーライフが充実して、サッカーを好きになってくれたら嬉しいです。
サッカーさいこー
ブログさいこー
おしまい。