こんにちは!ちくです!
今日は子供の運動神経について書いていこうと思います。
サッカーをやるにしても、他のスポーツをやるにしても運動神経が良いにこしたことはないですよね。
僕も一人の親として子供を見ていて思うことがあります。
小さいお子様をお持ちの方はみんな思うのではないでしょうか?
自分の子供の運動神経が悪かったらどうしよう。
もちろん運動ができるできないで人生が決まるわけではないです。
当たり前です。
そんなことはわかっているけど自分の子供が、
- 運動ができないことで辛い思いはしてほしくないな
- できれば運動神経がよくなってほしいな
- 運動選手(サッカー選手)になってくれたらいいな
なんて思わずにはいられません。
いろいろ調べていく中で、運動神経とはすべて遺伝で決まるのではなさそうです。
もちろん遺伝が全く関係しないということはありませんが、なんと親の育て方で運動神経は大きく変わってしまうのです。
ではどうすれば運動神経がよくなるのか、運動神経の伸びる時期と運動神経の伸ばし方を解説していきます。
そして運動神経ついての知見を踏まえて、サッカーはいつどのように始めるべきなのかも考えていきましょう。
今回の記事でわかることは▼
- 運動神経の発達時期とは?(ゴールデンエイジとは?)
- 運動神経の伸ばし方
- 子供の運動神経に関して親ができること
- サッカーはいつ、どのように始めるべきか
これらについて解説していきます。
さっそく見ていきましょう。
運動神経の発達時期
運動神経って生まれつき決まっていると思ってたよ。
遺伝で全部決まるわけじゃないんやで。適切な時期にたくさん運動することが大切や。
運動神経がいつ発達するのかについて解説していきます。
子供の神経系の発達は8歳ごろまでで約80%発達し、12歳ごろまでてほぼ100%発達すると言われています。
3~8歳までをプレゴールデンエイジ。
9~12歳までをゴールデンエイジと言います。
この時期にいかにたくさん運動をするかでその後の運動神経に大きく差がでるそうです。
12歳を越えてしまったらそこからは神経系自体は発達を終えているので大人と変わらなくなります。
一般に運動神経の良い子供はプレゴールデンエイジとゴールデンエイジにたくさん運動をした子供だと言い換えることが出来ます。
子供の運動神経の伸ばし方
上で説明した、プレゴールデンエイジとゴールデンエイジに出来るだけ多くの運動をすると運動神経が育っていきます。
そして、プレゴールデンエイジは3歳ぐらいから8歳までと少し長いので前半と後半を分けて考え、おこなう運動も少し変える方が子供が運動を楽しめ、継続していくことに繋がると思います。
3歳と8歳では出来ることがだいぶ変わってくるので、年齢に合わせてすることを変えていくといいですね。
年齢に合った運動を取り入れて楽しく運動神経を鍛えていきましょう。
その時期にどのような動きをするとよいかを考えて行きましょう。
プレゴールデンエイジ前半:3~5歳
プレゴールデンエイジ前半には公園で全力で遊ぶなど、とにかく子供が喜ぶ遊びをやっていきましょう。
具体的に何をするか▼
- かけっこ
- 鬼ごっこ
- 公園の遊具で遊ぶ
- 柔らかいボールを使って遊ぶ
- キャッチボールをする
- 木登りをする
- 夏はプールに連れて行く
- 砂場で遊ぶ
別にお金をかけなくても公園につれて行くだけで、身体のいろいろな場所を使って遊ぶことができることがわかります。
これだけで運動神経は鍛えられていくのです。
この頃に無理やり何かをやらせたり、楽しくないことを強要すると外で遊ぶこと自体が嫌いになってしまう可能性がありますので、とにかく子供たちが楽しい遊びをしていきましょう。
苦手なことを無理やりやらせようとする必要はないです。
ただ、子供は遊び方自体を知らないケースもありますので、公園の遊具で遊ぶだけではなく、時にはボールを使ったり、砂場で遊んだりといろいろな提案をして楽しませてあげましょう。
この時期は子供がとにかく外で遊ぶことに楽しさを感じられるように遊ぶのがいいと思います。
僕の知り合いは、サッカーを子供にやらせたくて毎朝早起きして公園に無理やり連れて行ってサッカーを教えていたそうです。
ほどなく子供はサッカーが嫌いになってしまい、その後サッカーチームにいれたけどすぐに辞めてしまいました。
それ以降サッカーをやったことはないそうです。
親のエゴを押し付けてしまうのは子供にとっては成長の妨げになることもありますので、注意が必要ですね。
プレゴールデンエイジ後半:5歳~8歳
この頃になると言葉の理解も深まり、いろいろなスポーツのルールも覚えられるようになります。
身体の造りもしっかりしてきて筋肉も発達してきます。
この頃に積極的にしたいこと▼
- サッカー
- 野球
- バスケット
- バドミントン
などのルールのあるスポーツをどんどんやっていきましょう。
身体のいろいろな部分を使う方が運動神経はよくなるので、この年齢では一つのスポーツに絞る必要はないと思います。
興味を持つものはなんでもやってみるのがいいでしょう。
チームに入れる年齢に関してはもう少し早くてもいいかと思いますが本格的にスポーツが楽しくなってくるのがこの頃ですね。
がんがんスポーツをやって、スポーツの楽しさや終わった後の満足感を味わうと良いと思います。
もちろん公園や外で遊ぶことも引き続き積極的にしていきましょう。
ゴールデンエイジ:9~12歳
ゴールデンエイジも引き続きやってきたスポーツをさらに磨いていけばいいと思います。
このぐらいの年齢になると、今までいろいろなスポーツをしてきた子供も一つに絞っていこうという気持ちになる頃だと思います。
僕の経験を言うと、サッカーとスイミングの両立を目指していましたが、サッカーが忙しくなったことでスイミングをやめてサッカーに絞ったのが10歳の頃でした。
親としては好き、得意を大切にした上で本人の意思を尊重して応援したいものですね。
僕の息子がもし野球を選んでも心では泣きながら、顔は笑顔で応援したいと思っています。
子供の運動神経に関して親が出来ること
運動神経を良くするのに親ができることもあるんだね。
そう考えると親の役割は責任重大やな。子供に恨まれたくないもんな。
上記を踏まえて、親が子供の運動神経をよくするために出来ることを考えていきましょう。
- 子供を公園に連れていく
- 一緒に遊ぶ
- いろいろな遊び方を教える
- 外で遊ぶのを好きにさせる
言ってしまえば、これだけしかないですね。
お父さんは休みの日や仕事が早く終わった日は出来るだけお子様を外の公園に連れ出しましょう。
ゆっくり休みたいのはわかります。
外に行くのめんどくさいなっていうのもわかります。
でも、お子様の運動神経を良くしたいなら、外で一緒に遊んであげましょう。
逆に言うとそれだけで子供の運動神経が手に入るのです。
運動神経が良いだけで周りに一目置かれるし、モテモテになれます。
外で遊ぶのはお父さんの健康にもいいので一石二鳥ですね。
小学生ぐらいになったら勝手に遊び始めるので、それまでにいかに外で遊ぶ習慣をつけてあげるかがカギになります。
余談ですが、僕は子供の保育園を選ぶときも、園庭が大きい保育園を選びました。
園庭が大きい方が外で遊ぶことが多くなると考えたからです。
そして、迎えに行ったときは毎回その園庭でかけっこしています。
園庭に下り坂があるのでそこを走ることで子供の脚力を鍛えています。
僕の運動にもなります。
子供は今のところいい感じで運動神経が良くなってきていると感じています。
サッカーを始めるタイミング
サッカーを始めるのにいいタイミングがあるの。
サッカーを始めるタイミングも肝心なんやで。
ではサッカーはいつ、どのように始めればいいか考えていきましょう。
結論から言うと、早ければ早いほどいいです。
理由は、ボールコントロールやテクニックはゴールデンエイジが終わるまでに身につけていないとその後は伸びにくいからです。
マラドーナのインタビューを見たことがあるんですが、「ボールコントロールは成長期が終わるとそれ以上伸びないから子供のころにテクニックを磨いておきなさい。」と言っていました。
僕の経験から言っても、小学校低学年からサッカーをやっていた人と中学生からやり始めた人と比べるとテクニックに大きな違いが出ます。
ボールコントロールは運動神経がいくら良い人でも、ゴールデンエイジまでしか伸びないです。
サッカーにはいろいろなポジションがあって遅くから初めてプロになってる人もいるんですが、テクニックがあるに越したことはないです。
なので、早くからボールを与えましょう。
プレゴールデンエイジの2、3歳のころからボールを与えて、公園に行ったときにボールを蹴るなど、ボールにならせておくのが大切だと思います。
ボールにならせる環境づくりに関しては「サッカーが上手くなる環境の作り方」で解説しています。
徐々に「リフティングを1回やってみよう」とか、出来るだけ簡単で数字が大きくなっていくようなことを遊びながらチャレンジしていくと、少しずつうまくなっていく感覚を得られて楽しくなっていくでしょう。
チームに所属するのは遅くても小学生の低学年のうちがいいです。
本人が興味を持っている場合はもっと早い段階でいれることも良いと思います。
一番最初のチームは本人が楽しみながら伸び伸びやれるところに入るのが肝心です。
お子様の様子を見ながら楽しんでやれているかどうかを確認していきましょう。
自分の幼少期の経験
実は僕は昔から運動神経がとても良かったんです(言うだけなら誰でも言えるので言っとく)。
自分の子供の頃を思い出すと、僕は親の教育方針で出来るだけ外で遊ぶように育てられました。
普通の保育園ではなく、公園が教室である『おひさま会』という民間の集まりに所属していました。
3歳ぐらいから入っていたという記憶があります。
どういう集まりかと言うと、毎日大きな公園で集合して、公園で精一杯みんなで遊んで帰るという集まりです。
雨の日は児童館のようなところで集合し、その中でもみんなでとにかく遊んで帰る。
ただそれだけ。
公園では遊具で遊んだり、木登りをしたり、雲梯(うんてい)をしたり、まあ身体をとことん使ってみんなで遊ぶ。
今考えるとかなり変わった集まりだったんですが、その毎日公園に行って遊ぶという行為が僕の運動神経をつくり上げたんだと思います。
思い返すと、小学校の時に運動神経のいい子たちはいつも放課後も校庭に来て、外でずっと遊んでる子たちでしたよね。
小さい頃の運動習慣はとても大事なことがわかります。
まとめ:とにかく公園で遊ぶのだ
今回の記事でわかったことは▼
- 運動神経の発達時期とは?(ゴールデンエイジとは?)
- 運動神経の伸ばし方
- 子供の運動神経に関して親ができること
- サッカーはいつ、どのように始めるべきか
お子様の運動神経には幼少期にいかに外で遊ぶかが関わっていることがわかりました。
プレゴールデンエイジ3~8歳とゴールデンエイジ9~12歳の間にどれだけ運動をしているかで運動神経に大きな差がでます。
プレゴールデンエイジが特に重要で、外で遊ぶ習慣を作っていく必要がありましたね。
お父さんはお子様を公園に連れ出して一緒に遊ぶことで自分も健康になっていきましょう。
サッカーに関して言えばなるべく早く始めてボールコントロールを磨いていくのが肝心です。
2、3歳にはボールをプレゼントして公園で蹴ったりしてボールにどんどん慣れていきましょう。
子供の運動神経を形成していくのに親の役割が大きいことがわかりました。
逆に言うと、遺伝だけで決まるわけではないので諦める必要はないということです。
楽しんで外で遊ぶことで将来の可能性を大きく広げていきましょう。
長くなりましたので、今日はこの辺で。
ブログさいこー
おしまい。