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【サッカー】やりたくないポジションを与えられたときの原因と対策5つ【実例多数】

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こんにちは!ちくです!

サッカー歴30年以上の大ベテランで、日々サッカーの研究をしているサッカー研究家です!

サッカー好きですか?

ボクは大好きです!

今日のテーマはやりたくないポジションを与えられたときの原因と対策です。

  • やりたいポジションをやらせてもらえない…
  • このポジションじゃ活躍できない…
  • 今のポジションが嫌でメンタルをキープできない…

サッカーをやっていく上で、いつも自分がやりたいポジションができるとは限りません。

むしろ自分が望むポジションではないことのほうが多いかと思います。

ボクは高校生のとき、監督にポジションを変えられて思い悩み、サッカー部をやめてしまいました。

今思えばやめる以外にもっと方法があったんじゃないかと後悔しています。

今日はいろんな本を読んでサッカーを研究してきた結果、自分の望んでないポジションを与えられたらどうすればいいかを解決します。

ポジションのことで後悔しないようになってもらいます。

まず前提として

育成年代のうちはいろいろなポジションを試すことをオススメします。

三笘選手も『武器をつくるメソッド』でいろんなポジションを試すことを推奨しています。

いろいろなポジションを試していく中で、自分の特性やフィットするポジションがわかってきます。

今日の話はある程度自分の好きなポジションがわかったときに、やりたいポジションをもらえなかった人向けに書いています。

では順番に見ていきましょう。

ポジションについて大事な考え方

具体的な原因と対策に入っていく前にポジションについての大事な考え方を紹介しておきます。

遠藤航選手の書籍、DUELの中で語っていることです。

結論から言うと

「いま、チームで与えられているポジションを全力でやり切る」ことが重要

これですね。

遠藤選手は今でこそボランチというポジションで定着していますが、以前はセンターバックやサイドバック、インサイドハーフまでFW、キーパー以外はいろいろやらされていました。

自分は「ボランチで勝負したい」という気持ちがあったときもなかなか機会を得られない時期がありました。

「定まらない」ことに対する不安やもどかしさを感じたこともあったと言います。

その経験を通して遠藤選手が思ったことは

「ポジションはどこでもいい」

ということです。

どこのポジションでも面白さはあったし、何より成長できたと言っています。

自分がやらされているポジションが「本職ではない」と思ったら、知る、学ぶことをおろそかにしてしまいます。

遠藤選手は与えられたポジションを「やり切って」きたからこそ、今のポジションが確立されたと考えているそうです。

ボクはポジションを変えられてふてくされてしまったので、自分のやりたいポジションを与えられない選手の気持ちはよくわかります。

ですが、

「与えられたところで美しく咲く花」

これになればよかったと後悔しています。

「なぜあのとき、もっと全力でやらなかったのか」と思っているんですね。

もし嫌なポジションになってしまったら、とりあえずでいいので、全力で「やり切る」ことをオススメします。

そこから何かが見えてくるはずです。

前置きが長くなりましたが、それでは原因と対策に入っていきましょう。

遠藤選手の書籍はこちらです▼

①そのポジションで憧れの選手を探す

そのポジションが嫌な原因は

自分の憧れの選手と違うポジションだから

この原因の対策は

与えられたポジションで自分の憧れの選手を探す

です。

やりたいポジションというのは、なにかしらこだわりがあるということです。

特に自分の憧れの選手がいる人の場合は、憧れの選手と同じポジションをやりたいでしょう。

メッシに憧れてる人はメッシと同じポジションをやりたいはずです。

言い換えると、やりたくないポジションは憧れの選手がいないポジションです

例えばボクの場合は

ルイ・コスタに憧れていた→トップ下をやりたかった→フォワードをやらされた→嫌になった

簡単に言うとこういう図式が成り立ちます。

ここで、フォワードに自分の憧れの選手を探して見つけたとします。

ルイ・コスタに憧れていた→トップ下をやりたかった→フォワードをやらされた→ロベルト・バッジョを好きになった→フォワードが好きになった

原因が憧れの選手と同じポジションをやりたい場合はこれで解決しますよね。

こんなに単純ではないですか。(^^;

世界は広いので自分のやらされてるポジションで自分がいいと思う選手は必ずいます。

まずは諦めずに憧れの選手を探してみましょう。

見つかったらそのポジションにずっと前向きに取り組むことができます。

ちっくん

憧れの選手にこだわるのはいいけど、世界には他にも好きになれる選手はいっぱいおるで。諦めんと探すことやな。

②そのポジションで自分の武器を発揮する

そのポジションが嫌な原因は

自分の武器が活かせないから

この原因の対策は

与えられたポジションで自分の武器を活かす方法を探す

例えば、自分のスピードが武器の選手がいるとします

サイドをトップスピードで駆け上がるのが得意→ボランチをやらされる→自分のスピードが活かせない→嫌になる

こういう流れになりますね。

ですが、ボランチでも自分のスピードを活かすことはできます。

スピードが速いということは幅広く動けることです。

ボランチでありながらサイドを駆け上がって、またスピードを活かして自分のポジションに戻ってくることもできます。

縦横無尽にものすごいスピードで駆け回る、こんなボランチがいたら相手はとても嫌がるでしょう。

もうひとつ例を挙げます。

自分のテクニックが武器の選手がいるとします。

細かいテクニックで敵をかわすのが得意→センターバックをやらされる→自分のテクニックが活かせない→嫌になる

こうなりますね。

ですが、今の時代センターバックもテクニックが必要です。

自分のテクニックで相手のフォワードをかわすだけで数的優位ができ、ビルドアップが楽になります。

ビルドアップとは後方から前線にボールをつなげていくプレーのことです。

また、テクニックがめちゃくちゃあるセンターバックのオーバーラップも相手にとって脅威になること間違いなしです。

世界のサッカーを研究すれば、自分の武器を活かす方法はいくらでも見つかります。

ちっくん

自分の武器が活かしやすいポジションはあるかもしれんけど、逆にまったく活かせへんポジションはないと思うで。

③そのポジションに求められることをマスターする

そのポジションが嫌な原因は

自分に求められていることができない、または求められていることが好きじゃない

この原因の対策は

与えられたポジションで求められることをマスターし、好きになる

です。

監督によっては選手のレベルを上げるためにわざと今までやったことのないポジションをやらせることがあります。

例えば

スピードしか特徴がない選手→テクニックをマスターしてほしい→サイドからボランチへ変更→嫌になる

スピードしか武器がない選手が、サイドでスピードのみに頼ったプレーしかできないと将来性がありませんよね。

ですので、監督としては「ボランチでまわりを囲まれたときのテクニックをマスターさせたい」という意図でポジションを変更します。

この場合は自分に求められていることと真摯に向き合い、テクニックをマスターすることで解決します。

必死に個人練習や実践を積み重ねてうまくなっていけば、テクニックはつくでしょう。

テクニックがつけば将来への希望も広がりサッカーがますます好きになりますよね。

もうひとつ例を挙げます。

ボクの場合です。

パスが好きでパスしかしない→点を取れるようになって欲しい→トップ下からフォワードへ変更→嫌になる

ボクはひたすらパスが好きで、点を取ることにあまり興味が持てなかったのです。

今考えるとすごくもったいないことをしたと思います。

この時のボクには2つ選択肢がありました。

  1. 点を取ることを好きになりマスターする
  2. フォワードのポジションでチャンスメイクをする

どちらを選んでもサッカーを楽しむことはできたはずです。

点を取ることができるようになったら、パサーとしての可能性も広がっていたことでしょう。

このポジションで求められたことに全力で挑戦すべきでした。

ちっくん

自分に求められてることが嫌いやからといってやらんかったら成長はないで。点が取れるパサーになればよかったんや。

④そのポジションで相手にやられたら嫌なことを学ぶ

そのポジションが嫌な原因は

学ぶ姿勢が欠けている

この原因の対策は

どんなことからも学ぶ

当たり前ですね。

与えられたポジションで相手選手にやられたら嫌なことを学ぶことは、のちのサッカー人生で必ずプラスになります。

学ぶ姿勢があればどんなポジションでも楽しくなるはずです。

例えば

トップ下からフォワードに変えられた→フォワードとして相手にやられたら嫌なことを学ぶ

こういう姿勢でいれば新しい学びがあり、次のステップにも活かせます。

ただ、すねてはすに構えるだけでは成長がありません。

元日本代表のFWゴン中山選手は高校時代、チームではFWで不動のエースだったのに、静岡高校選抜ではDFとしてプレーしたそうです。

普通ならFWをやりたいとふてくされてしまったかもしれません。

ですが、ゴン中山選手は「DFはこんな動きをされると嫌なんだ」ということを学んだそうです。

その経験を活かしてあのような大エースになっていったんですね。

ボクも教訓として覚えておきます(^^;

ちっくん

自分の知らんことを学んでいけるから人生はおもろいねんで。サッカーもおんなじや。

⑤そのポジションが自分にいちばん向いている可能性を考える

そのポジションが嫌な原因は

自分のやりたいポジションと向いているポジションが違う

この原因の対策は

与えられたポジションを全力でやってみる

自分がやりたいポジションと自分が本当に向いているポジションが一致しているとは限りません。

監督はいちばん向いている可能性を考えて、ポジションを与えていきます。

与えられたポジションでひたむきに頑張れば、今まで見えていなかった才能が開花するかもしないですよね。

最初からこのポジションしかやりたくないと決めていたら、自分がいちばん向いているはずのポジションにつけない可能性があります。

これを回避するためにポジションは最初から決め打ちしないで、どのポジションを与えられても全力で取り組むべきです。

例えばボクの場合は

自分はトップ下がいちばん向いていると思っていた→フォワードに変更された→全力で頑張ったら点もアシストも倍増した→実はフォワードにいちばん向いていた

こういうことになっていたかもしれません。

最初からそのポジションが嫌だと思っていたら、その可能性は閉ざされてしまいます。

どのポジションも最初からうまくできるわけではありません。

楽しさを感じられるようになるのはある程度の期間を全力でやって、うまくなってからです。

そうです。

与えられたところで美しく咲く花になればいいのです

これですね。

ちっくん

自分の「好きな服」と「似合う服」が違うのと同じやで。もっと自分に向いてるポジションがあるかもしれんねんから。

まとめ:ポジションは関係ない!全力でやるだけ!

今日は自分がやりたくないポジションを与えられた時の原因と対策をみてきました。

サッカーは自由なスポーツなので、「このポジションだから必ずこう動かなくてはいけない」という決まりはありません。

どこのポジションでも自分の得意としている動きはできるし、自分の色を出していくことができるのです。

「自分がやりたいポジションと違うから…」と拗ねていてはもったいないです。

本気でやればなんでも楽しくなります。

「お前が言うな!」と言われそうですが、違います。

逆です。ボクだから言えるのです(笑)。

もし自分がやりたいポジションに付けなくても諦めずに全力で頑張りましょう。

以上、長くなりましたので今日はこの辺で終わります。

少しでも皆様のサッカーライフが充実して、サッカーを好きになってくれたら嬉しいです。

サッカーさいこー

ブログさいこー

おしまい。